ニールセン・メディア/Facebook/Google、「日本マーケティング・ミックス・コンソーシアム」を発足
ニールセン・グローバル・メディアは、フェイスブック ジャパン、グーグル合同会社と共に、広告主のマーケティングKPI達成のためのツールであるMMMの認識向上を目的とし、ソートリーダーシップ資料やメタ分析を提供するシンクタンクとしての役割を果たす、「日本マーケティング・ミックス・コンソーシアム(MMC)」を発足しました。
データに基づくマーケティング関連の意思決定を行う上で、MMM分析は海外で幅広く活用されており、マーケティング投資の費用対効果を最大限に高めることがより重要となるコロナ渦の今、再び注目を浴びています。これにより日本市場でも、マーケティング戦略の判断のためのツールとしてその重要性がさらに高まっていくことが想定されます。
これまでの経験と知見を活かし、日本マーケティング・ミックス・コンソーシアムを通じてMMMの認知度の向上、広告主の理解を助け活用を促すのに有効な情報を発信し、日本市場におけるMMMの活用に貢献して参ります。
今後、日本マーケティング・ミックス・コンソーシアムは、シンクタンクとしてマーケティングKPIの達成に不可欠なMMMの正確な用法・活用の啓蒙を目的とした、ソートリーダーシップやメタ分析を発表していく予定です。
ニールセン・メディア・ジャパン合同会社 日本マーケットリーダー 逢坂嘉世
「消費者行動やマーケティング戦略が変化している状況の中、データのモニタリングとマーケティング活動の有効性を把握することはかつてないほど重要なものとなっています。世界最大のMMMのソリューションベンダーとして当社は、日本マーケティング・ミックス・コンソーシアムによって、MMMをどのように効果的に使用してマーケティングプランニング及び広告戦略に活かせられるかについて理解を深め、これによってマーケターが自信を持ってより良いプランニングを行い、ビジネスの成長につなげることができるようになることを願っています。」
Google合同会社 APAC コンシューマー&マーケットインサイト マーケティング リサーチ マネージャー ミン・グエン
「Googleは広告主とそのMMMパートナーと提携し、MMMアウトプットの精度と実行可能性を高めるため、主要な要素ごとに分解された粒度の高いGoogleデータを提供しています。日本マーケティング・ミックス・コンソーシアムでのニールセン・メディア・ジャパンとのパートナーシップによって、日本市場でのMMMの認知度と、マーケティング効果測定エコシステムにおけるレガシーMMMの重要性を高めたいと考えています。」
Facebook株式会社 APAC マーケティングサイエンス統括本部長 ジョージス・マオ
「刻一刻と変化する今の時代に適合する、完璧かつ万能な測定アプローチは存在しないでしょう。過去数ヶ月の間、Facebookマーケティングサイエンスチームは広告主や代理店と共にMMMプロジェクトに取り組んだ結果、MMMがマーケティング及びメディアにおける戦略的な投資判断の指針となる適切なツールだと確認することができました。
それにより、Facebookはニールセンとグローバルに提携し、縦断的かつ正確で、偏りのない広告データを拡張可能な方法で提供することによって広告主を支援しています。このようなデータをMMMへ体系的に利用することで、マーケターや代理店は、最も効率的かつ包括的な方法で、より効果的なメディア及びマーケティングプランを構築し評価することが可能となり、重要なビジネス成果を更に効果的にすることに焦点を当てることができると確信しています。この度リリースするホワイトペーパーが、広告主の皆様へMMMに関する情報を提供し、次の戦略的意思決定にMMMを最大限に活用する準備の一助となることを願っています。」