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【コラム】ソフトバンクが新たなメディア帝国となりつつある

メディア帝国といえば、読売新聞やフジサンケイグループのように新聞社を筆頭に、テレビやラジオ局を持っているグループ企業のイメージが強かったと思います。その状況は現在も大きく変わってはいませんが、新たな帝国が築かれつつあります。

それが「ソフトバンクグループ」によるメディア帝国です。本日(2021/3/31)メディア業界に大きな話題を呼んだ、バズフィードジャパンによるハフィントンポストジャパンの吸収合併ですが、バズフィードジャパンはZホールディングスの資本が入っており、ソフトバンクグループといえます。つまり、ハフィントンポストもソフトバンクグループの仲間入りをした日でもあるわけです。

そして、以下がソフトバンクグループの資本が入っている有名なメディアを記載した図になります。

ソフトバンクグループ メディア

ネットユーザーカバー率は100%か

資本の濃淡は異なりますが、どのメディアも何かしらの形でソフトバンクグループとつながっている企業が運営するメディアとなります。おそらくインターネットを利用していて、どのメディアも使用したことはないという人はいない、逆に言えばすべてを合計すれば日本のインターネットメディアユーザーのカバー率は100%といえる規模ではないでしょうか。

弱体化する新聞グループを横目に・・・

新聞系のメディア帝国が弱体している中、着実にメディアパワーを強めているソフトバンクグループ。もちろんメディアだけでなく、広告やアドテクノロジーの企業も多く資本傘下にいます。
今後メディア・広告業界へのソフトバンクの存在感はますます増していくかもしれません。


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