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LINE、NFTを活用した新たなデジタル景品の実証実験を開始

2021.8.24

LINEは、「LINE」を活用したキャンペーンプラットフォーム「LINEで応募」において、LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を基盤としたNFT(Non-Fungible Token)を活用した新しいデジタル景品の実証実験を、8月31日(火)より開始することを発表しました。

「LINEで応募」は、「LINE」を通じて誰でも簡単に応募ができるキャンペーンプラットフォームです。「LINE」アプリを利用しているユーザーであれば、「LINE」上でのアンケートへの回答や、対象商品の購入で企業のキャンペーンに応募でき、景品を獲得できる仕組みになっています。企業のブランド認知拡大や、購買促進といった販促施策として多くご活用いただいております。

これまで「LINEで応募」のデジタル景品は、「LINEポイント」が主流となっていましたが、景品を通じてブランド訴求を行うことや、ブランドごとのターゲットに合致した景品展開、他社景品との差別化などが難しく、課題の一つとなっていました。また、一般的なデジタル景品としては、スマホ用壁紙などのデジタルアイテムを景品として配布する試みが数多く行われていますが、デジタルアイテムは容易に複製がなされ得ることが課題となっていました。
一方で、ブロックチェーン上で発行されたデジタルトークンであり、デジタルアイテムの固有性や保有していることを証明できる仕組みであるNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)」は、唯一無二でコピー不可能なデジタルアイテムとして各社で様々な取り組みを開始していますが、従来のNFTは、特定の暗号資産の導入や追加の際に専用アプリのダウンロード等が必要でした。

このような状況をうけ、このたび「LINEで応募」では、LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」基盤のNFTを活用し、「LINE」ユーザーであれば誰でも簡単に扱える新たなデジタル景品を配布する実証実験を開始いたします。

本デジタル景品は、様々なキャラクターやコンテンツとコラボレーションすることでオリジナル性の高いデジタル景品が展開可能な、デジタル トレーディングカードです。静止画だけでなく、動画などを組み合わせることも可能で、「LINE」アプリを利用しているユーザーであれば、誰でも簡単にデジタル景品を受け取れることが最大の特長となっています。
また、これまでのデジタルアイテムは、容易に複製や改ざんがなされ得るものでしたが、ブロックチェーン技術により唯一無二でコピー不可能なデジタル景品の提供が可能となり、ユーザーは自分だけのコレクションを保持することができます。さらに「LINE」のユーザー同士であれば受け取ったデジタル景品を簡単にトレードすることも可能です。

本デジタル景品は、導入いただく企業にとって手軽に販促施策にご活用いただけるよう、システム開発の必要が無い、“パッケージ化”した販売を想定しております。
また、ユーザーが受け取ったデジタル トレーディングカードは、デジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」において「LINE Blockchain」基盤のNFTアイテムが取引できる「NFTマーケットβ」*1で2次流通も可能です。今後はYahoo! JAPANが運営する日本最大級のネットオークションサービス「ヤフオク!」*2での売買も予定しております。

8月31日(火)より開始する実証実験では、クイズに回答すると先着で「BROWN & FRIENDS」のデジタル トレーディングカードがもらえるキャンペーンを実施。さらに期間中日替わりでもらえるデジタル トレーディングカードを3枚集めるとシークレット版のデジタル トレーディングカードがもらえるキャンペーンとなっております。3日間で20万枚のデジタル トレーディングカードを配布するNFTを活用した取り組みは、国内最大規模となります*3。今回の実証実験を通して各種検討事項の洗い出しを行い、本格始動に向けて準備を進めてまいります。

■実証実験概要
日時:2021年8月31日(火)〜9月2日(木)
内容:クイズに答えると毎日先着20万名様に「BROWN & FRIENDS」のデジタル トレーディグカードが必ずもらえる。さらに、期間中日替わりでもらえるカードを3枚集めると、シークレット版のデジタル トレーディングカードがもらえるキャンペーン。

LINE NFT


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