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DACのXRメディアデザイン事業「arrova」、小学館のメタバースプロジェクトに参画

2022.7.4

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、自社で展開中のXR・メタバース領域におけるメディアおよび広告ビジネスデザイン事業「arrova(アローバ)」にて、総合出版社の株式会社小学館が手がけるメタバースプロジェクト「S-PACE(スペース)」へ参画することを発表しました。

DACでは、近年急速に広がりつつあるメタバース領域における次世代型メディア事業への取り組みとして、ゲーム・XRコンテンツなどのバーチャル空間内でのメディア開発・広告販売を展開するサービス「arrova」を2021 年に立ち上げました。既に、大手ゲーム事業会社や国内の有力XR媒体とのパートナーシップ締結、広告枠の開発・販売等による広告出稿の実績を多数有しています(※)。また、メタバース領域におけるコンサルテーションやメディアプロデュースのほか、バーチャル空間内での広告配信システム・計測ツールなどの研究開発も行っており、今後次世代インフラとなりうるメタバース領域におけるメディア取引の体系化に向けた取り組みを進めています。

「arrova」では、昨年発足した小学館のXR事業推進室とともに、メタバース事業に関する協議・計画支援を行ってきました。今後大きな伸長が期待されるメタバース領域における、コンテンツを通じた新たなエコシステムを生み出す小学館の取り組みに対し、DACとしても大きな魅力、そして可能性を感じています。

今後も、小学館のメタバースプロジェクトとの連携をより深め、出版社が取り組むXR・メタバース領域におけるコンテンツとコミュニティ形成、および次世代のメディアコミュニケーション体験の策定・開発支援を行っていきます。また、DACで展開中のメタバース広告のアセットを用いた事業共創も検討してまいります。

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■小学館のメタバースプロジェクト
2022年に創立100周年の節目を迎えた小学館は、近年の通信・グラフィック・デバイス技術の急速な発展に伴い新たな配信基盤として注目を集めるXR・メタバース領域に対し、「場のメディア化」をテーマとした新規事業への参画を発表。コンテンツ業界が取り組む新たなメディア基盤として、当該領域を活用した実証実験・新規サービスの展開するプロジェクトを立ち上げ、推進中。

「S-PACE」は、“コンテンツ作りからコミュニティ作りへ”をコンセプトに小学館が展開予定のメタバースメディア。小学館が保有する幅広い人気コンテンツと読者をつなげる独自のメタバース空間として、今後一般公開を行う(PC、スマホから簡単に来場可能)。小学館らしい新たな場として今後様々な作品や機能を実装し、老若男女問わず親しみやすく、世界中のファンがワクワクできる体験型メディアとして展開予定。


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