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博報堂、脱炭素社会を推進するプラットフォーム「Earth hacks」の新サービスとして商品・サービスのCO2e削減率が可視化できる「デカボスコア」を提供開始

2022.7.26

博報堂 

博報堂の広告事業を超えた新規事業開発を目指す「ミライの事業室」は、生活者一人ひとりのアクションで脱炭素社会を推進する共創型プラットフォーム「Earth hacks」の新サービスとして、CO2e(※)排出削減率を示したマーク「デカボスコア」の提供を開始いたします。
(※)CO2eとは、CO2 相当量に換算した値のこと

 Earth hacksは、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方や、まだよく知らないという方にも脱炭素に向けた活動を身近に感じてもらえるよう、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォームで、博報堂と三井物産が共同で推進しています。

 2022年1月に開始したEarth hacks のInstagramやWebサイトでは、既に商品の素材や輸送手段、製造過程においてCO2eを抑えた商品を紹介したり、従来の素材や手法で作られた製品と比較した時の差分としての削減量が一目で分かる仕組みを提供していました。
 今回新たに、スウェーデンのインパクトテック企業Doconomy社のCO2e排出量可視化ツール“The 2030 Calculator”やその他CO2e排出量可視化ツールを活用し、商品やサービスの環境価値が新しい選択基準となるように、「CO2e削減率」を「デカボスコア」として算出。企業・団体向けに提供いたします。

 いち早く「デカボスコア」を活用していただいている企業・自治体として、トヨタ自動車株式会社では、自動車の製造工程で発生する端材を捨てずに活用したアップサイクルプロダクト製作の取り組みに、日本航空株式会社では、フライト機材や飛行方法、エンジンのメンテナンス方法等を工夫することでCO2e排出量を削減したフライトの計画に、UCC上島珈琲株式会社では、ブラック缶コーヒーの製造工程や缶の仕様を変更することでCO2e排出量を削減する取り組みに、「デカボスコア」を活用いただいています。

 今後さらにEarth hacksは多くの企業やブランド、パートナーを増やして、生活者のさまざまな暮らしの中で、新しい選択肢として商品やサービスを紹介し、生活者や様々な企業と共に、脱炭素社会に向けて活動していきます。


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