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小学館、ライブ配信&動画制作の「Candee」を買収・子会社化 経営体制も変更

2023.8.21

小学館 Candee

小学館が7月31日付で、ライブ配信や動画制作、D2C支援を行う株式会社Candeeの発行済全株式を取得し100%子会社としてことを21日にCandeeが発表しました。

概要

Candeeは2015年の創業より、スマートフォンファーストの動画サービスを確立すべく、さまざまな挑戦をして参りました。これまでにライブコマース事業、Vtuber事業、40,000回以上のライブ配信実績、4,000本を超える動画制作、そして、近年は著名クリエイターのD2C支援サービスの提供もして参りました。その中で、より多くのクライアントに、より多くのサービス支援をご利用いただける体制の拡充を模索しておりました。

小学館は、小学生を対象とした学年別学習雑誌に始まり、雑誌、書籍、デジタルコンテンツ配信等を展開する総合出版社です。近年、デジタル領域をビジネスの「柱」に成長させるべく様々な取り組みを進める中で、この度、Candeeのライブ配信力、動画制作力、そしてD2C事業の高い成長力を評価いただきました。Candeeといたしましても、小学館の保有するコンテンツ等の多様な経営資源を最大限活用することで、今後、サービス拡充を加速させることが可能となると判断し、このたび100%子会社化に至りました。

経営体制について

株式譲渡に伴い、8月1日付で新たに、中沢利洋(前株式会社小学館集英社プロダクション取締役)がCandee代表取締役会長に就任し、代表取締役社長山村との、共同代表制に移行いたします。中沢は小学館集英社プロダクション入社以来、エンターテインメント事業に関わり、数々のアニメ作品制作、テレビ番組制作、キャラクタービジネスを中核としたコンテンツ2次利用を行い、映像コンテンツ事業の成長を支えて参りました。その豊富な経験を活かし、今後Candeeと小学館との緊密な連携及びデジタル領域強化を担当します。今後も、新経営体制で一層の事業成長を実現して参ります。


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