博報堂キースリー、パブリックチェーンAstarの開発などを行うスターテイル・グループと資本提携
博報堂キースリーは、Startale Group Pte. Ltd.(旧: Startale Labs Pte. Ltd.、本社:シンガポール、代表:渡辺 創太、以下「スターテイル」)と資本提携を実施しました。博報堂キースリーは、株式会社博報堂と渡辺 創太氏が2022年12月に設立したジョイントベンチャーです。
スターテイルは「web3 for Billions (数十億人が日常生活で当たり前に使うweb3を構築する) 」をミッションに、日本発のパブリックチェーンであるAstarやweb3インフラツール群であるStartale Cloud Servicesの開発、2024年8月には、ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)との合弁会社であるSony Block Solutions Labs Pte Ltd( 本社:シンガポール 以下、Sony BSL)にて「Soneium(ソニューム)」の発表を実施しています。
ユースケースの開発を行う博報堂キースリーと、インフラの開発を行うスターテイルは、これまでも両社の強みを活かしながら、連携していました。2024年1月には、博報堂、博報堂キースリー、スターテイル、 NTTデータと共同で、web3統合開発プログラム「web3 Sherpa」提供開始のリリース、2024年9月には、博報堂キースリー、スターテイルで、「Soneium(ソニューム)」上でのサービス構想・開発を統合的にサポートのリリースも発表しています。この度、博報堂キースリーとスターテイルのさらなる連携強化を目的として、博報堂キースリーとスターテイルが資本提携を行います。
■スターテイル・グループ 代表取締役CEO 渡辺 創太氏 コメント
スターテイルはweb3 for Billionsをミッションに様々なインフラツール群を開発しています。インフラが成熟しつつある中で、次に重要となってくるのはアプリケーションレイヤーです。そして、その価値を届けるためにはディストリビューションチャネルが必要になります。日本を代表する広告会社である博報堂と連携を強化することで社会実装を推進していきたいと思います。
■博報堂キースリー 代表取締役社長 重松 俊範氏 コメント
博報堂グループの中で唯一のweb3専門事業会社として、私たちは約2年間にわたり、多くの日本の大企業様と共に挑戦し続けてきました。しかしながら、web3が本格的に社会に浸透し、マス・アダプションが達成されたとはまだ言えない状況です。スターテイルと、私たちが協業する全てのパートナー企業の皆様と共に、未来の夢を現実にしていきたいと強く願っています。今回の資本提携が、その実現に向けた確かな土台となり、さらなる飛躍への第一歩となればと心から期待しています。