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電通グループ、24年12月期Q3は増収減益 最終利益は93%減

電通グループ dentsu
2024年12月期第3四半期の連結業績は、収益が前年同期比9.8%増の1兆261億4200万円、営業利益が同40.2%減の289億円、経常利益が同61.1%減の178億5900万円、純利益が同93.1%減の15億1000万円でした。

売上総利益のオーガニック成長率は△1.1%でしたが、為替レートが全般的に円安となっていること及びM&Aにより、売上総利益は前年同期比6.5%増となりました。為替レートが全般的に円安になっていること及びM&Aにより、EMEAの売上総利益は1902億2300万円(前年同期比16.2%増)、調整後営業利益は164億7200万円(104.5%増)、オペレーティング・マージンは8.7%(前年同期は4.9%)となりました。為替レートが全般的に円安となっていること及びM&Aにより、APACの売上総利益は800億5600万円(前年同期比3.0%増)となりましたが、オーガニック成長率の低迷により、調整後営業損失は43億200万円(前年同期の調整後営業利益は3億9500万円)、オペレーティング・マージンは△5.4%(前年同期は0.5%)となりました。

減損損失の計上などにより営業利益は40.2%減、親会社の所有者に帰属する純利益は93.1%減となりました。

日本におきましては、インターネット広告の成長が牽引し広告事業が回復基調に戻り、売上総利益のオーガニック成長率は2.3%、売上総利益は3346億1400万円(前年同期比2.3%増)、人員増強による人件費の増加などにより、調整後営業利益は719億600万円(1.0%減)となり、オペレーティング・マージンは21.5%(前年同期は22.2%)となりました。

Americas(米州)におきましては、売上総利益のオーガニック成長率は△4.5%となりました。主要マーケット別にみますと、カナダなどは堅調でございますが、米国は厳しい状況となっております。為替レートが全般的に円安となっていること及びM&Aにより、Americasの売上総利益は2484億1700万円(前年同期比6.5%増)、調整後営業利益は509億9900万円(4.0%増)、オペレーティング・マージンは20.5%(前年同期は21.0%)となりました。

2024年12月期の連結業績は、収益が前期比7.3%増の1兆4001億円、営業利益が同103%増の920億円を計画しております。


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