CARTA HD、24年12月通期は増収増益 予想より上振れ
2025.2.13
CARTA HDの2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比0.7%増の242億7500万円、営業利益が同64.4%増の21億3900万円、経常利益が同32.6%増の23億8400万円、最終損益が16億8800万円の黒字(前の期は23億6000万円の赤字)となりました。
2023年2月に発表した「新中期経営方針」に基づき、既存事業の構造改革に取り組み、成長領域への投資を行いました。その結果、売上高は増加し、前連結会計年度に実施した固定費を中心としたコスト削減の効果により販管費が減少しました。そのため、営業利益および経常利益も増加しました。
デジタルマーケティング事業においては、直販取扱高の増加および電通グループとの新規協業取扱高が増加している一方で、代理店取引における予約型広告の取扱高が低調に推移しました。その結果、売上高は163億3100万円(前年同期比3.7%減)となりましたが、前連結会計年度に実施した固定費を中心としたコスト削減の効果により販管費が減少し、セグメント利益は17億500万円(90.9%増)となりました。
インターネット関連サービス事業においては、売上高は80億3500万円(前年同期比11.8%増)、セグメント利益は4億3300万円(6.3%増)となりました。
2025年12月期の連結業績は、売上高が前期比3%増の250億円、営業利益が同12.2%増の24億円を計画しています。