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CARTA HOLDINGS、23年12月通期は減収減益 24年通期はさらに減収減益見込み

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電通グループであるCARTA HOLDINGSの23年12月通期業績の売上高は24,111百万円(前年同期比7.1%減)、積極的な人材採用により人件費や採用費が増加したことなどにより営業利益は1,301百万円(同46.2%減)、経常利益は1,798百万円(同40.8%減)、オフィス統合及び移転に伴う費用並びにのれん等の減損損失による特別損失を計上したこと等により親会社株主に帰属する当期純損失は2,360百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益3,035百万円)となりました。

セグメント別詳細

① デジタルマーケティング事業
広告会社、クライアント等のデジタルマーケティングの支援及びメディアのDX支援等を行っております。運用型テレビCM「テレシー」の成長等があったものの、主力のブランド広告領域において不安定な社会情勢を背景とした広告出稿の減少が影響し売上高は16,961百万円(前年同期比10.2%減)、積極的な人員採用により人件費や採用費が増加したことなどによりセグメント利益は893百万円(同69.6%減)となりました。

② インターネット関連サービス事業
メディア・ソリューションの提供のほか、EC・人材領域等でのサービスの運営を行っております。売上高は7,184百万円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益は407百万円(前年同期はセグメント損失524百万円)となりました。

24年12月通期見通し

新規顧客獲得のための広告投資や中途採用活動の再開、、景気動向の先行きの不透明感に加え、Google社のChromeブラウザにおけるサードパーティCookieの利用廃止の影響があること等を保守的に考慮し、売上高24,000百万円(前年同期比0.5%減)、営業利益1,500百万円(同15.2%増)、経常利益1,400百万円(同22.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益800百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失2,360百万円)、EBITDA 2,300百万円(前年同期比97.6%増)を予想。


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