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ニューヨーク・タイムズ、デジタル広告収入が昨対比で減少

newyorktimes

ニューヨーク・タイムズは、2018 Q2の決算を発表しました。109,000件もの新たなデジタル購読者の獲得という明るいニュースとは裏腹に、デジタル広告収入が昨対比で7.5%減少したとのことです。

紙の広告収入は、11.5%とさらに減少幅が大きく、ニューヨーク・タイムズ社として、オフラインもオンラインも広告収入が厳しい状態であることがわかります。理由は、トランプによる報道等の影響によるもので、Q3には回復するとニューヨーク・タイムズ側は発表しているそうですが、長期的なトレンドとなる可能性もあります。

またニューヨーク・タイムズ社のデジタル収入全体を見ると購読料が2/3を占めるのですが、2016年に買収した製品の評価サイト(日本のカカクコムに少し近いサービス)である「Wirecutter」が好調に成長しており、デジタル収入を下支えしているようです。広告収入に変わる新たな収益源は、どのメディアにも共通した課題と言えそうです。

https://www.thewrap.com/new-york-times-profits-24-million-second-quarter/


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