DAC、デジタル活用による屋外・交通広告効果測定に関する特許を取得
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC)は、デジタル活用により屋外・交通広告の効果を測定する仕組みに関する特許を取得しましたのでお知らせいたします。
屋外・交通広告は、センサーを利用してモノや人の状態を検知するセンシング技術や5G(第5世代移動通信システム)の普及によって、これまで以上にインタラクティブな表現が可能となっており、今後の発展や需要の拡大が期待されています。しかしながら、その広告効果の測定は、人的労力とコストの負担が大きい対面聞き取り調査をベースとしたものが多いため、キャンペーンや広告クリエイティブごとの効果についてはほぼ可視化されておらず、効率的かつ効果的な測定方法の確立が必要とされていました。
広告の効果測定が可能でPDCAを回すことにより発展を遂げたインターネット広告と同様、屋外・交通広告においても、広告プランニングのために、広告効果を測定し、その結果の統計データを予測に活かすことは非常に重要です。今回特許を取得した仕組みでは、デジタルの活用により、屋外・交通広告におけるキャンペーンや広告クリエイティブごとに、人的および費用的な負荷の少ない広告効果の測定が可能となりました。
■実現可能となる、屋外・交通広告の新たな形
今回特許を取得したのは、アプリ事業者などのパートナー企業が保有するユーザーの移動履歴や属性情報を組み合わせることにより、ユーザーが、屋外・交通広告に接したかどうかを判定し、広告認知率、ブランドリフトなど広告効果を測定することを可能とする仕組みです。さらに、調査結果を数値化した統計データを活用することにより、屋外・交通広告においても事前の効果予測ができるようになり、インターネット広告と同様な次世代型プランニングおよび効率的なPDCAサイクルの確立を実現します。
【特許の概要】
発明の名称:プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
特許取得日:2019年9月27日
特許番号:特許第6591571号
発明者:砂田 和宏