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電通グループ、B2Bマーケティング支援のため米国ボンブーラ社との販売パートナー契約締結

電通グループ dentsu

電通グループはR&D組織「電通イノベーションイニシアティブ(DII)」※1を通して、B2B企業のマーケティング向けインテントデータソリューションの大手プロバイダーである米国のBombora, Inc.(本社:ニューヨーク市、創業者・CEO:Erik Matlick、以下「ボンブーラ社」)と、日本国内における販売パートナー契約を締結しました。これにより、電通グループの日本事業を担うdentsu Japanは顧客企業の広告の高度化・効率化を実現する広告変革領域(AX)と営業基盤の変革を実現するデジタル変革領域(DX)の事業強化を推進します。

世界的に個人情報のプライバシー保護に関する法律が強化されている昨今、法人営業やB2B広告に活用することを目的とした同意に基づく有効なデータを取得することが、B2B企業のマーケティング活動における重要な課題となっています。そこで当社では、個人情報のプライバシー保護に適応したインテントデータ(企業の興味・関心に関するインサイトを多く含むウェブサイト上の行動データ)の収集、分析を行うボンブーラ社とインテントデータおよび関連するソリューションの販売パートナー契約を締結しました。

2014年設立のボンブーラ社は、世界最大規模のインテントデータを供給するメディアネットワークである「the Co-op」を運営し、加盟する欧米メディアから排他的にデータを収集することで、B2B企業の効果的・効率的な営業およびマーケティングの実現に寄与するインテントデータを提供しています。ボンブーラ社の高度な自然言語処理(NLP:Natural Language Processing)と評価アルゴリズムが構築するインテントデータは、ウェブ上でどの企業がどの製品やサービスを積極的に調査しているか、さらにその調査や興味関心の強度を評価し、潜在的な商機を予測可能な収益機会に転換させることを可能にします。また、競合他社の販売する製品やサービスを、どの企業がリサーチしているのか調査すること等も可能です。

本契約の締結によりdentsu Japanは、ボンブーラ社のインテントデータに基づいた日本国内の国際的なB2B企業に対する販売競争力の強化を支援するとともに、販売とマーケティングの両領域に資するインテントデータソリューションの活用による高度化したデジタルマーケティング戦略と営業オペレーションを統合的に支援します。

今後も電通グループは、「Integrated Growth Solutions※2」の提供により、2024年度を最終年度とする中期経営計画の達成と企業価値の更なる向上を目指し、顧客企業にとって付加価値の高いサービス・ソリューションを提供していきます。

【ボンブーラ社について】
社名: Bombora, Inc.
URL: https://bombora.com/
本社所在地: 米国ニューヨーク州ニューヨーク市
設立: 2014年
創業者・CEO: Erik Matlick
事業内容: B2B営業およびマーケティング向けのインテントデータとソリューションの提供


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