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博報堂DYホールディングス、統合マーケティングプラットフォーム「CREATIVITY ENGINE BLOOM」を開発

博報堂
博報堂DYホールディングスは、マーケティングやクリエイティブ、メディア、流通など、これまでそれぞれの領域で個別に扱われていたデータやツールを掛け合わせ、統合マーケティング戦略立案やビジネス開発支援、社会課題解決のアクションを生み出す新しい統合マーケティングプラットフォーム「CREATIVITY ENGINE BLOOM(クリエイティビティ エンジン ブルーム)」を開発しました。

「CREATIVITY ENGINE BLOOM」は、メディアビジネスやデジタルマーケティングなどのマーケティング領域での活用はもちろん、クリエイティブ制作支援領域、販促・CRMなどコマース、流通領域までを含む顧客接点をワンストップで統合・管理できるプラットフォームです。博報堂DYグループが保有するデータや先端テクノロジーを掛け合わせ、AI技術を活用した領域横断による新しいコミュニケーション開発やビジネス創造を実現します。

「CREATIVITY ENGINE BLOOM」は、まず当社グループ社員での利用を開始し、クライアント企業への統合マーケティング提案プロセスの効率化・高度化を実現します。また、異なるクリエイティビティを持つ博報堂DYグループの人材やスキル、ナレッジを重ね合わせ、より進化したマーケティングビジネスを実現し、クライアント企業の事業創造や新たな市場へのチャレンジをより強力に支援いたします。中長期的には、クライアント企業へのツール提供サービスも見据えて、プラットフォーム開発に取り組んでまいります。

「CREATIVITY ENGINE BLOOM」は、その中心にマーケティング戦略を描く<STRATEGY BLOOM>をおき、これにメディア効果を最大化する<MEDIA BLOOM>、生活者によりよいクリエイティブを提供する<CREATIVE BLOOM>、生活者のよりよい買い物体験を支援する<COMMERCE BLOOM>、生活者との新たな関係を構築する<ENGAGEMENT BLOOM>の5つのモジュール群が相互に連携しあうことで機能します。

これらを支える仕組みとして、アルゴリズムやロジックを構築する独自のAI技術<Human-Centered AI機能>を開発しています。この機能は、4月に新設した人間中心のアプローチでAI技術の先端研究開発を行う「Human-Centered AI Institute」の研究成果も活用し、今後さらに進化していく予定です。博報堂DYグループが有する膨大な生活者データを装備した<生活者データプラットフォーム>やプラットフォーマーやクライアント企業のデータとも連携する仕組みを構築しています。また博報堂DYグループ内の社員、多様なクリエイティビティを持つ人材同士をマッチングし、新たな関係価値を構築する<Creator’s community>などの機能も開発していきます。

博報堂DYグループは、昨今のビジネス環境が激変する中で、当社グループが戦う領域や収益モデルなど、あらゆる面で大きな変革が必要と認識しています。そして大きな変革の岐路において、2024年度からの新中期経営計画では目指すべき姿として「従来の”広告会社グループ”の枠を超え、”クリエイティビティ・プラットフォーム”へ」と進化していくことを定めました。今まで培ってきた生活者を起点としたクリエイティビティをエッジに、生活者・企業・社会をつなぎ、新たな関係価値を生み出すことで、未来を創造するグループを目指していきます。この提供価値を実現するコアエンジンとして「CREATIVITY ENGINE BLOOM」を開発しました。

統合マーケティングプラットフォーム「CREATIVITY ENGINE BLOOM」は、当社の「統合マーケティングプラットフォーム推進室」がグループ各社と連携しグループ全体の戦略的ビジネス課題に対応するプロダクト企画を推進し、高度なテクノロジーリソースを持つ博報堂テクノロジーズがその開発・実装を担って進めています。今後もマーケティングビジネスを支援するプロダクトサービスおよびツール開発を両者一体となって推進していきます。


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