デジタルHD、海外投資会社が博報堂より高額で対抗TOB提案へ 総額380億円見込み
2025.10.20

外資系投資会社のシルバーケイプ・インベストメンツは、オプトなどを傘下に持つデジタルホールディングスに対する株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表しました。
11月下旬をめどにTOBを開始する予定で、予定数は1598万株、買い付け価格は1株2380円で、総額380億円を見込みます。
デジタルHDに対しては、博報堂DYホールディングスが9月にTOBを開始しており、1株当たりの買い付け価格は1970円であったため、博報堂の条件を上回る対抗案となっています。
デジタルHD株を昨年10月に初めて取得したシルバーケイプは、博報堂の提案価格が長期的な企業価値を過小評価していると主張。10月28日が期日の博報堂のTOBが成立しないことなどが対抗TOBを開始する前提条件になるとしています。










