電通グループ、25年12月3Qは減損減益 通期予想は赤字縮小修正
2025.11.14

電通グループの25年12月期第3四半期(1~9月)の連結決算は、収益が1兆143億1600万円(前年同期比1.2%減)、売上総利益が8,513億3200万円(同1.7%減)となりました。米州やEMEA(欧州・中東・アフリカ)地域でのれんの減損損失を合計約866億円計上したことなどが響き 、営業損益は74億4700万円の赤字(前年同期は289億円の黒字)、親会社の所有者に帰属する四半期純損益は615億3100万円の赤字(同15億1000万円の黒字)に転落しました。
一方で、恒常的な事業の業績を測る「調整後営業利益」は、好調な日本事業 や販管費の抑制 により、1,109億7500万円(同14.1%増)と大幅に増加しました 。セグメント別では、日本事業がオーガニック成長率6.8%増と堅調だった 一方で、米州(同3.4%減)、EMEA(同1.9%減)、APAC(同10.1%減) の海外事業はマイナス成長となりました。
この第3四半期までの業績を踏まえ、同社は2025年12月期の通期連結業績予想を修正しました。日本事業が想定を上回っていること やコスト削減効果 を反映し、通期の「調整後営業利益」予想を従来の1,416億円から1,612億円へと大幅に上方修正しました 。これに伴い、通期の営業損益は従来の35億円の赤字予想から一転して176億円の黒字予想に修正されました。親会社の所有者に帰属する当期純損益は754億円の赤字予想から529億円の赤字予想へと、赤字幅が縮小する見通しです。
なお、期末配当予想については、引き続き「未定」としています。







