イルグルム、CX領域の新サービス「eZCX」先行リリース版をリリース
株式会社イルグルム(本社:大阪府大阪市北区 代表取締役:岩田 進、以下「イルグルム」)は、Webサイト におけるCX(顧客体験)の向上を実現する新サービス「eZCX(イージーシーエックス)」先行リリース版の提供を開始したことをお知らせいたします。先行リリース版は、アドエビス利用企業を対象に社数と期間を限定し、提供いたします。
高まるCXニーズ、売上81億円のCXプラットフォーム市場は今後も2桁成長の見込み
デジタルマーケティングは、スマートフォンやソーシャルメディアの普及など、テクノロジーにより急速に市場を拡大してきました。しかし、近年はインターネット人口の頭打ちに加え、3rd party Cookieの規制に伴う広告手法の制限等により、新規顧客の獲得効率の低下とコストの増加に悩みを抱える企業も増えつつあります。
新規獲得効率が伸び悩む一方、Webサイト流入後の顧客体験の設計についてはその重要性が増しています。株式会社アイ・ティ・アールが2021年1月に発行した市場調査レポート「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2021」によれば、CXプラットフォーム市場の2019年度の売上金額は81億円で前年度比37.3%増、2020年度においても33.3%増が予想されており、市場ニーズの高さを伺い知ることができます。
使いやすさを追求したEC特化型CX向上プラットフォーム「eZCX」
「eZCX」は、ニーズの高まるCX領域において“誰でも簡単に使える”をコンセプトにしたEC特化型CX向上プラットフォームです。マーケティング効果測定プラットフォーム「アドエビス」に蓄積されたユーザー行動データをもとにユーザーの気持ちを解析し、適切なタイミングで適切な体験を提供します。ECに最適化されたソリューションにより、CX初心者でもすぐに効果的なCX向上施策を実施することができます。
先行導入企業においては、CVRが最大10%改善しており、今後の正式リリースに向けてさらなる機能改善を進めていく予定です。
今後の展開について
イルグルムでは、2023年中期経営方針の実現に向けMXP(マーケティングトランスフォーメーション)戦略を掲げ、データの統合・分析・活用支援を通じて国内企業のマーケティングDXを推進するプラットフォームビジネスの拡大を推進しています。新サービス展開の第一弾となる「eZCX」は、アドエビスのデータとナレッジをCX領域に拡張し、顧客体験の向上を通して企業のマーケティング活動の成果拡大を支援します。
「eZCX」先行リリース版は、アドエビスの利用企業を対象に社数と期間を限定した提供となりますが、今夏には正式版のリリースを予定しています。正式リリース後は、アドエビスユーザーのみならず、「EC-CUBE」利用企業への展開も視野に入れ、グループ全体としての価値拡大を図る予定です。
今後もイルグルムは、データとテクノロジーによって世界中の企業によるマーケティング活動を支援し、売り手と買い手の幸せを創出してまいります。