SMN、Google 「Privacy Sandbox」の効果検証を目的としたテストを開始
SMN株式会社は、Googleが3rd Party Cookieの代替技術として提唱する「Privacy Sandbox（*2）」の効果検証を目的としたテストを2024年2月より開始しました。
これまでの「Privacy Sandbox」に対するSMNの取り組み
2020年1月、Googleはユーザーのプライバシー保護のために同社が開発するGoogle Chromeにおいて、従来の広告配信で使用されていた3rd Party Cookieの段階的な廃止を発表しました。
この発表に伴い、Googleより提唱された<ユーザーのプライバシー保護と広告効果を両立させるための取り組み>に賛同し、3rd Party Cookieに代わる技術である「Privacy Sandbox」への対応に向けて、3rd Party Cookieの段階的な廃止の発表から今日に至るまでGoogle Chromeチームと強固に連携しながら開発を進めてきました。また、2023年9月にはPrivacy Sandbox Market Testing Grantsプログラムへ参加し、「Privacy Sandbox」への継続的なフィードバックを実施しています。
本件の概要
「Privacy Sandbox」への対応に関わる開発及び実装が完了し、3rd Party Cookieへのアクセスを制限された1％のChromeユーザーに対して、2024年2月より効果検証を目的とした以下3つの「Privacy Sandbox」APIの広告配信を試験的に開始しました。
今回のテストにより、3rd Party Cookie廃止後においても、広告主にとって「Privacy Sandbox」が有用な広告配信技術であるかを検証するとともに、Privacy Sandbox Market Testing Grantsプログラムの参加者として、「Privacy Sandbox」に対するフィードバックを今後も継続して実施します。
SMNは、本検証を通じて、3rd Party Cookieが段階的に廃止された後においても、お客様が安定的にオープンWebの広告配信を継続できるよう、今後も開発・検証を続けるとともに、オープンWeb広告の継続的な発展に貢献してまいります。
