電通グループ、豪州のコンサルティング会社「アウェア・サービス社」を買収
電通グループの連結子会社で、電通グループの海外事業においてCXM※1領域を中心にカスタマー・エクスペリエンス・マネジメント・サービスを手掛けるMerkle(以下「マークル社」)は、豪州のコンサルティング会社であるAware Services(本社:シドニー市、共同創始者・CEO:Paul Stewart、以下「アウェア・サービス社」)の全株式を取得し、連結子会社とすることにつき同社と合意しました。
1989年設立のアウェア・サービス社は、Salesforce、MuleSoft、Tableauのパートナーとして、カスタマートランスフォーメーション領域におけるデータ活用と分析に強みを持つコンサルティング会社で、公共及び民間セクターの幅広い顧客企業に対してサービスを提供しています。
本買収により、マークル社はSalesforceの活用やデータ活用・分析力を強化・拡充し、顧客企業へのサービスの向上を図ります。また、来年初頭にはアウェア・サービス社の幹部・従業員の計115名をマークル社のチームに完全統合し、新たなチーム体制で持続的な成長を目指します。さらに、今回の買収により、当社グループ内でSalesforceのトレーニングを受けたスタッフの数は1,500人以上、Salesforceの認定資格者数は3,900人以上になる予定です。
当社グループは中期経営計画の4つの柱の一つとして「事業変革と成長」を掲げており、その中で「売上総利益に占めるカスタマートランスフォーメーション&テクノロジー(CT&T)※2領域の構成比を今後50%へ高める」ことを優先項目としています。本項目に対し、今後もマークル社の寄与が期待されるとともに、カスタマー・エクスペリエンス・トランスフォーメーション領域への更なる進出により、より競争力と付加価値の高いサービスの提供、並びに当社グループの事業変革と持続的な成長の実現を目指します。