電通、2019年12月期通期業績予想の下方修正
株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博)は、本日開催の取締役会において、上期の実績および現時点での下期の見通しを踏まえ、2019年2月14日に公表した2019年度通期(2019年1月1日~12月31日)の業績予想を修正することといたしましたので、下記のとおりお知らせします。
1. 当期の連結業績予想数値の修正(IFRS基準、2019年1月1日~12月31日)
2. 当期の連結業績予想数値の修正理由
国内事業において、今回修正予想では、複数の大型スポーツイベントがあった翌年の目標として、過度に高かったトップラインを中心に修正しました。そのため、国内事業のオーガニック成長率※を、前回発表予想に織り込んでいた6.1%から、1.4%まで引き下げます。それに伴い、オペレーティング・マージンは20.3%から17.4%へと下がる見通しです。
海外事業については、上期に中国やオーストラリアなどいくつかの主要国でオーガニック成長がマイナスになったことを受け、今回修正予想では、前回予想の3.0%以上には届かないものの、プラスのオーガニック成長を見込んでいます。下期は、米国や欧州において新規に獲得した顧客の扱い増が見込まれることや、2018年下期における顧客喪失の影響が一巡することなどから業績は上向く見込みです。オペレーティング・マージンは、コストマネジメントを引き続き強化することで、前回予想から20 bps(ベーシスポイント)増の13.2%になる見通しです。
※「オーガニック成長率」は、為替やM&Aの影響を除いた内部成長率です。前年期初から直近決算期末までに実施したM&Aについては、当期に連結された月数分は前年同期にも連結されていたと仮定して、M&A先も含めてオーガニック成長率を計算しています。
2019年度 地域別の連結業績予想数値
3. 当期の個別業績予想数値の修正(日本基準、2019年1月1日~12月31日)
(注)この資料に記載している収益および利益の予想数値は、業界の動向、顧客の状況、その他現時点で入手可能な情報による判断および仮定により算出しています。従って、予想に内在する不確定要因や今後の事業運営における内外の状況変化等により、実際の収益および利益が当該予想と異なる場合がありますので、ご承知おきください。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0807-009866.html