トレジャーデータと日本IBM、金融サービス向けのマーケティングサービスを提供

2024.6.12

DSP
トレジャーデータは、日本アイ・ビー・エム株式会社（日本IBM）の金融業務の共通部分をプラットフォームとして提供する「金融サービス向けデジタルサービス・プラットフォーム（IBM Digital Services Platform for Financial Services、以下DSP）」と顧客データ活用サービス「Treasure Data CDP」を組み合わせて、金融機関のマーケティング業務高度化の推進に向け「顧客セグメンテーション精緻化」と「広告施策最適化」を実現する機能を「DSPマーケティング機能拡張」サービスとして提供します。

金融機関は「DSPマーケティング拡張機能」を活用することでDSPのデータと行動データを掛け合わせた顧客分析に基づくセグメンテーションが可能になり、個客にあわせたCRM施策や広告施策をリーズナブルに実践できます。顧客データ活用が広く浸透した企業では「Treasure Data CDP」を用いたCRM施策で獲得率280%向上、さらに広告施策では広告費用対効果を30％以上改善しており（※トレジャーデータ利用企業実績より）、本協業でも同様の効果の早期実現を目指します。また、令和３年の銀行法改正を受け銀行が参入可能となった非金融領域での広告事業への活用にも貢献します。

今後も、トレジャーデータと日本IBMは、データ収集基盤の実装からデータ利活用業務立ち上げ、定着までをワンストップで実現できることを目指してパートナーシップを拡大させていく予定です。

トレジャーデータは、今回の協業をきっかけに、初期費用を抑え、早期導入、費用対効果創出の早期化といった金融機関からのニーズに応え、顧客体験向上、さらには収益向上とコスト削減の実現に向けた金融機関支援をさらに加速させます。