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Teads、パブリッシャー向け「エンタープライズスイート」を発表

2019.9.20

teads買収

TeadsはPublisher向けプラットホーム「Teads for Publishers :エンタープライズスイート(以下TFP)」を本日発表いたします。

 ビューアブルでブランドセーフな広告プラットフォームのThe Global Media PlatformのTeads(本社・フランス・モンペリエ、CEO:Bertrand Quesada (バートランド・ケサーダ)・日本オフィス・東京都港区、マネージング・ディレクター:今村 幸彦)は、「Teads for Publishers :エンタープライズスイート(以下TFP)」を本日発表いたします。

 TFPは、パブリッシャー向けに、動画およびディスプレイフォーマットでのクリエイティブ制作を可能とするTeads Studioを技術開放し、制作したクリエイティブを同エンタープライズスイート上にて広告販売していただけるパブリッシャー向けのプラットフォームです。メディアの運営者が広告在庫を拡大し、収益を増やすことができるように設計されており、プレミアムでブランドセーフな広告体験をユーザーへ提供することが可能です。

 現在、Comscore社によるグローバルパブリッシャーにランキングされている上位300社のうちの70%を超えるメディアとTeadsは直接契約を結んでいます。
月間15億人のユーザーにこのプレミアムなパブリッシャーを通してリーチしているTeadsは、過去3年でパブリッシャーのインベントリーが700%増加し、収益は3倍に成長しています。
 この度、アドサーバーとサプライサイドプラットフォーム(SSP)の機能拡張としてTFPの提供を開始し、パブリッシャーが自社のプライベートマーケットプレイス(PMP)上でディールIDを通じ、純広告またはDSPを介してTeadsのinRead®️フォーマットの販売が可能になります。

Teads Predictive AI(プリディクティブAI):
TFPを通じて、パブリッシャーはTeadsの最新鋭AIが搭載されたアルゴリズムで広告の収益を最大化できます。KPIを達成する可能性をリアルタイムで予測し、ユーザーに最適化された効果の高い広告を配信するために、日々数十億のデータ(ユーザーデータ・記事・広告内)に含まれるコンテキストを逐次読解し、学び、予測し、最適化をするPDCAを繰り返します。AIは、パブリッシャーインベントリーを最も効率的に運用し、CPM(vCPM)、CPCVモデルをこの度、パブリッシャー向けに展開します。
Teads Studio(Teads スタジオ):
セルフサービスツールとして、Teads Studioにパブリッシャーはアクセスし広告クリエイティブの最適化をすることが可能です。Teads Studioは、既存のアセットを活かし、広告をパーソナライズするように設計されており、インタラクティブな要素を取り入れることで、キャンペーンのエンゲージメントを強化します。
Teads Audiences(Teads オーディエンス):
Teadsのデータマネジメントプラットフォーム(DMP)の活用が可能となります。パブリッシャーのファーストパーティデータとのインテグレーションが可能になることにより、精度の高い広告運用を実現します。
GDPR・CCPAなどのガイドラインやWebブラウザーの制限(Cookieレスな環境)がある中、コンプライアンスに準拠した上で、最大限のパフォーマンスが担保できるよう、Teadsのファーストパーティデータを活用いただけます。
Teads Premium Ad Experiences(Teads プレミアム アドエクスペリエンス):
パブリッシャーは、ビデオとディスプレイの両方で、TeadsのinRead®️フォーマットの販売が可能です。モバイル環境に最適化されたランドスケープ、スクエア、バーティカル、インタースクローラー等、最適なフォーマットを各種揃えています。
ビューアブルで、業界をリードするインタラクティブな広告体験をユーザーに届けることができる、Teadsの広告フォーマットをクライアントに提供できます。

 講談社 コミュニケーション事業第一部デジタルマーケティンググループ リードの松村吏司氏は次のように述べています。
「Teadsはこれまでアウトストリーム広告やインタラクティブなディスプレイ広告により、ユーザーにとっても素晴らしい体験を促しつつ収益化できる重要な広告プラットフォームパートナーとなっています。今回のTFPのリリースにより、Teads Audienceを使った弊社の1stパーティーデータのインテグレーションやTeads Studioによるユニークなクリエイティブとインベントリーを作り出すことができ、さらなる媒体の価値の向上を実現できる一歩だと期待しております。」

ハースト婦人画報社 広告本部 ハーストデータスタジオ&デジタルビジネス部のジェネラルマネージャー、
高橋あかね氏は次のように述べています。
「当社では、メディア横断による質と規模を兼ねた強みを生かし、ユーザーファーストの実現に取り組んでいます。Teads社のプラットフォームを導入して以来、アウトストリーム広告の売上が前年比約160%と顕著に伸びています。今後はTeads for Publishersを活用しつつ、ハーストのプレミアムなファーストパーティデータとの相乗効果で、現在当社が注力する更なる高エンゲージメントを目指す取り組みにも、より貢献をしてくれるものと期待しています。」

Teadsの共同設立者兼CEOであるBertrand Quesada(バートランド ケサーダ)は次のように述べています。
「今日のデジタル広告業界の状況は常に変化し、進化しています。パブリッシャーは収益化の課題に直面し続けています。Teads for Publishers:Enterprise Suiteの導入により、結果に特化した広告ソリューションをパブリッシャーがダイレクトに展開できるよう、必要なツールは全て開放した設計となっています。」

Teads(ティーズ)について

 2011年に南フランスのモンペリエで生まれたTeadsは、記事・コンテンツ内に動画広告を配信する随一の開発者であり、アウトストリーム広告市場のリーディングカンパニーです。世界26カ国のオフィスで770名以上の従業員が働くグローバルカンパニーで、日本には2014年に上陸しました。
 日本国内において300以上のプレミアム媒体とパートナーシップを組み、月間15億インプレッション規模のネットワークを構築しています。Teadsのネットワークは、ユーザーフレンドリー、ブランドセーフティ、ビューアビリティ、不正アクセス対策に対して高い実績を誇ります。広告主・広告代理店・トレーディングデスクの皆様は、Teadsが提供するマーケットプレイスを通じて、デスクトップ・モバイルの垣根を超え、世界中のプレミアム媒体社の在庫にアクセスすることが可能です。昨年2018年末には、弊社の強みを最大限に生かした広告プラットフォームThe Global Media Platformがローンチしました。


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