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SNSマーケティングのポイント|各SNSの特徴からメリット・デメリットまで徹底解説

2023.7.14

SNSマーケティング
近年、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用したマーケティング手法が、Webマーケティングの中でも重要視されています。SNSの拡散力を利用し、企業が提供するサービスや商品などの認知度向上、販売促進が期待できるのがメリットです。
しかし、ただSNSで情報を発信するだけでは期待する結果が得られない可能性があります。そこで、この記事ではSNSのポイントを、各SNSの特徴やメリット・デメリットまで詳しく解説します。ぜひ最後までご一読いただき、効果的なSNSマーケティングのポイントを掴んでください。

SNSマーケティングとは?

SNSマーケティングとは、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を使って行うマーケティング手法のことを意味します。
具体的には、InstagramやFacebook、TwitterなどのSNSアカウントを企業が開設し、提供するサービスや商品の情報を発信する方法です。2019年の総務省の調査によれば、全世代の約7割がSNSを利用していると報告されています。

参考
https://satori.marketing/marketing-blog/sns-marketing/
https://liskul.com/sns-marketig-68530

SNSマーケティングのメリット

多くの企業がSNSをマーケティングに活用していますが、そのメリットは一体どのようなものなのでしょうか。SNSマーケティングのメリットについて、いくつかご紹介します。

コストをかけずに広く拡散できる

SNSマーケティングの一番のメリットが、コストを抑えられるということです。基本的に、主要なSNSは無料でアカウントを作成できるので、マーケティングにかかる初期費用を抑えられます。

コストをかけずとも、SNSの利用者数が多いことから、ひとつのSNSマーケティング施策が多くの人の目に留まりやすくなります。さらに、SNS上で「バズる」と言われる現象が起こる時、つまり、大きな話題となることで、より広く拡散されていくことも期待できます。そのような観点からも、活用しない手はないでしょう。

参考
https://satori.marketing/marketing-blog/sns-marketing/
https://liskul.com/sns-marketig-68530 

顧客とコミュニケーションを取れる

SNS上では、企業と顧客の立ち位置がフラットな関係でいることができます。つまり、企業対消費者ではなく、個人間のコミュニケーションになり得るということです。顧客や、顧客となり得るターゲット層の個人ユーザーが、企業に対して親しみを感じ、好印象を抱きやすくなる点もメリットと言えるでしょう。

企業側にとっては、ユーザーのダイレクトな反応を把握しやすくなるということもメリットになります。提供する商品やサービスに対する反応を見ることで、より効果的なマーケティング方法やアプローチ方法が見えてくるはずです。また、顧客のニーズも掴みやすくなるでしょう。
参考
https://satori.marketing/marketing-blog/sns-marketing/
https://liskul.com/sns-marketig-68530

ターゲットを絞らず幅広い層にリーチできる

聞や雑誌などの広告は、それらを購読している人のみが対象になり、必然的にターゲットが絞られてしまいます。一方、SNSは利用者数も多く、幅広い層が利用していることから、ターゲットを絞ることなくリーチできる可能性が高くなる点がメリットです。
ただし、自社が提供するサービスや商品については、ある程度ターゲット層のペルソナを設定しておくことも重要です。あくまで、SNSでは設定したターゲット層以外の層にアプローチできるチャンスがあり得るということを覚えておきましょう。
参考
https://satori.marketing/marketing-blog/sns-marketing/
https://liskul.com/sns-marketig-68530

SNSマーケティングのデメリット


SNSマーケティングはとても有益なマーケティング方法ではありますが、いくつか注意しなければならない点もあります。ここでは、SNSマーケティングのデメリットをご紹介します。

SNSの運用・管理が大変


SNSマーケティングを行うには、運用・管理をする人材が必要です。SNSの運用・管理にはそれなりの工数が見込まれ、担当者には、SNSにおけるリテラシーが求められることがデメリットのひとつとして挙げられます。具体的には、SNS上での発信だけではなく、コメントへの返信などのリアクション、ユーザーの反応に対する分析などに手間と時間がかかります。
 
また、SNSにおけるマナーや、情報の扱いに関するモラル、セキュリティ意識などを理解している担当者が必要だということを覚えておきましょう。
参考
https://satori.marketing/marketing-blog/sns-marketing/
https://liskul.com/sns-marketig-68530
https://jp.indeed.com/career-advice/resumes-cover-letters/social-media-skills

炎上リスクがある


SNSでは、ネガティブな情報が拡散され、「炎上」という現象が起こるリスクがあります。一度炎上してしまうと、企業名の認知度は上がるものの、イメージダウンになってしまう可能性があるので注意が必要です。
 
参考
https://satori.marketing/marketing-blog/sns-marketing/
https://liskul.com/sns-marketig-68530

 

主要SNSの特徴


 

SNS名 ユーザー層 月間アクティブユーザー 特徴
Instagram 10~20代の若年層中心だが、主婦層なども増えている 約3,300万人 写真や画像を中心としたサービスで、商品やサービスの魅力を視覚的に伝えられる。
ショッピング機能があり、購買につなげやすい。
Twitter 約20~30代中心だが、世界中の著名人や政治家なども多い 約4,500万人 SNSとしての歴史が古く、利用者が多い。リアルタイム性が高く、情報拡散が早い。
LINE 年齢・性別を問わず幅広い 約9,000万人 ユーザー層は国内中心。代表的なメッセージツールとして幅広く使われている。
Facebook 30~50代中心 約2,600万人 SNSとしての歴史が古く、比較的高い年齢層に利用されている。実名によるつながりが特徴なだけに、情報拡散は限られたコミュニティの範囲に留まることが多い。
YouTube 年齢・性別を問わず幅広い 約6,500万人 動画配信を中心としたサービスで、文字や画像メインのSNSに比べて幅広い表現、情報発信が可能。
Tik Tok 10代中心 約950万人 ショート動画中心のサービス。若年層中心で、直感的な情報発信が可能。

 
参考
https://satori.marketing/marketing-blog/sns-marketing/
https://liskul.com/instagram-marketing-27557#i-2

SNSマーケティングのポイント

SNSで効果的なマーケティングを打ち出すには、コツがあります。ここでは、SNSマーケティングで覚えておきたいポイントをご紹介します。

自社のサービスや商品のターゲットに合わせてSNSを選ぶ

まずは、情報を誰に向けて発信したいのか、ターゲットを明確にすることが大切です。幅広い層へのアプローチを目的とするよりも、ある程度ターゲット層を絞ることでより効果的なマーケティングが期待できます。
自社のサービスや商品を誰に届けたいのか、誰にとって有益なものであるのかを意識して、そのターゲット層が多いSNSを選ぶ必要があります。ターゲット層を明確にするには、「ペルソナ」を設定するのがおすすめです。SNSによって、ユーザー数やユーザー層は異なり、ユーザーが求める情報も変わります。SNSごとの特徴やユーザー層の特徴をリサーチし、利用するSNSを選びましょう。

また、発信情報の切り口を変えるなどし、SNSの特徴ごとにSNSを使い分けることも可能です。例えば、若年層向けのSNSでは親しみやすいトンマナでのメッセージや動画を発信し、年齢層高めのユーザーが多くメディアではより詳細な情報を発信するなどの方法があります。

参考
https://www.marke-media.net/whitepaper/m032/#toc17
https://liskul.com/sns-marketig-68530#SNS_3

SNS運用の目的を明確にする

SNSを通じて、どのような効果を見込んでいるのかを改めて確認しておきましょう。例えば、「自社の知名度を上げたい」、「来店につなげたい」、「サービスや商品を知ってほしい」など、さまざまな目的が考えられます。
ターゲット層とともに目的を明確にしておくことで、SNSの方向性がブレにくく、よりターゲット層に響く情報発信が可能になります。
参考
https://www.marke-media.net/whitepaper/m032/#toc17

炎上対策をあらかじめ決めておく

SNSマーケティングを行うのであれば、炎上対策は必ずしておきましょう。SNSでは、いつどのような投稿が炎上を招くかわからず、一度炎上してしまうと多大なリスクを負うことも考えられます。
炎上対策は炎上してしまった時の対応策をマニュアル化したり、投稿の際に避けるべきワードなどをリストアップしておくことが重要です。投稿内容のチェック体制も複数人あるとより安心でしょう。
参考
https://www.marke-media.net/whitepaper/m032/#toc17

ニーズを意識し、継続して運用する

ターゲット層のニーズをリサーチすることも重要です。ユーザーの反応を見たりしながらニーズを理解すると、どのような投稿が共感されやすく、効果的なのかが見えてきます。投稿に共感を得られると情報は拡散されやすくなります。
共感を得るためには、コミュニケーションが大切です。時にはエゴサーチをしてユーザーとコミュニケーションを取ったり、ユーザー目線での投稿を意識しましょう。
例えば、「この商品は少し値段が高いけど、こんなメリットがあるから気になりますよね。」と投稿したとします。ユーザーにとっては少々値が張るかもしれないところに想像力を働かせて共感を得つつ、メリットもアピールすることで、よりユーザーに寄り添った情報となるのです。このようなポイントを踏まえ、継続して運用することが大切です。
https://www.meltwater.com/jp/suite/social-media-management
参考
https://www.marke-media.net/whitepaper/m032/#toc17

ポイントをおさえてSNSを効果的に活用しよう

今や多くの企業がマーケティングにSNSを利用しています。しかし、効果的なマーケティングを打ち出すには、コツが必要。今回ご紹介したメリットやデメリット、覚えておきたいポイントをおさえて、SNSを効果的にマーケティングに活用していきましょう。


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