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サイバーエージェント、全社的なAI人材育成に向けて「生成AI徹底理解リスキリング」をスタート

サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)は、今後より一層の発展・需要拡大が見込まれる生成AI技術分野への取り組み強化に向けて、全社員を対象に「生成AI徹底理解リスキリング」を開始し、全社的なAI人材育成をより強化してまいります。

■背景
現在、生成AI技術は急速に進化し、あらゆる産業・ビジネスにおいて活用が拡大しています。サイバーエージェントにおいても、2016年にAI研究組織「AI Lab」を設立、2023年5月には独自の日本語LLM(大規模言語モデル)を開発・一般公開し、当社が提供するサービスに生成AIを実装することで広告効果の改善・業務生産性向上を実現するなど、生成AI技術の研究開発に取り組んでまいりました。

2023年4月には広告オペレーションにおける作業時間短縮を目的とした「ChatGPTオペレーション変革室」を、また、アニメーション業界やゲーム業界における生成AI研究開発組織「アニメーションAI Lab」「ゲームAI Lab」、現在のオペレーション業務を2026年までに6割削減することを目指す「AIオペレーション室」を2023年10月に新設するなど、生成AIを活用した業務効率化や、新しい開発・制作ワークフローの構築にも積極的に取り組んでいます。

■「生成AI徹底理解リスキリング」について
このような背景から当社では、生成AI技術分野への取り組み強化に向けて、「生成AI徹底理解リスキリング」を11月より社内向けに開始し、全社的なAI人材育成をより強化してまいります。「生成AI徹底理解リスキリング」では、対象を全社員・エンジニア・機械学習エンジニア、の3つの階層に分け、育成施策に取り組んでまいります。

サイバーエージェント

生成AI徹底理解リスキリング for Everyone
全社員が生成AIによる業務効率化や新規事業の着想を得られる状態を目指し、生成AIの基礎知識を身につけられるeラーニング形式のプログラム「生成AI徹底理解リスキリング for Everyone」を11月より開始します。ChatGPTや当社独自日本語LLMの活用、生成AI活用における法務・セキュリティ知識を含んだ内容を学び、受講後はオリジナル試験の合格を必須とすることで、全社員の基本リテラシーの向上に努めます。

生成AI徹底理解リスキリング for Developers
当社が提供する全てのプロダクトにおいて、LLMの活用・組み込みなどの対応が可能な状態を目指し、エンジニアを対象にeラーニング形式でLLM開発スキルの底上げを目指すプログラム「生成AI徹底理解リスキリング for Developers」を12月より開始します。

生成AI徹底理解リスキリング for ML Engineers
2024年からは「生成AI徹底理解リスキリング for ML Engineers」を開始し、各事業やプロダクト特有の課題に対して、LLMのモデル構築やチューニングで解決できる人材を育成するための、オリジナルプログラムを開始予定です。


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