サイバーエージェントの「CA-Link」、「Dynamicリターゲティングメッセージ」の新機能を追加
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)のアドテクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオは、LINE ビジネスコネクト(※1)向け配信ツール「CA-Link」において、広告効果を最大化させるリターゲティング機能とID連携機能の拡充を実施したことをお知らせいたします。
この度「LINE ビジネスコネクト」向けメッセージ配信ツール「CA-Link」にて新たに提供を開始した機能は下記となります。
リターゲティング機能
従来より、ユーザーによるログイン処理をせずにウェブサイトの閲覧履歴を元にデータフィードから広告クリエイティブを生成・配信する「Dynamicリターゲティングメッセージ機能」を提供しておりましたが(※2)、これに加えて、下記2機能を新たに追加いたしました。
1.閲覧した商品の類似商品を表示するレコメンド機能
2.オンラインで商品を購入したユーザーには該当商品の広告を表示しないリタゲ―ティング除外機能
ID連携機能
2017年7月に提供を開始したID連携機能(※2)ではLINEのメッセージからウェブサイトへ遷移した際にLINEアカウントと企業の会員IDの連携が自動で行われるものでしたが、この度のアップデートにより「ウェブサイトからLINE トークルーム」へ遷移した際にも連携が可能になりました。この機能により、ユーザーによるログイン作業を伴うものと比較して200%の連携率が試験配信により確認されました。
これらの機能により、企業はリターゲティングされたメッセージ送信の精度がさらに高まりCVRの向上が期待されるとともに、購入者へのリターゲティング配信を除外することでユーザー体験の向上が見込めます。また、課題となりやすいLINEアカウントと企業の会員IDの連携率の更なる改善も可能となります。
今後もアドテクスタジオでは、ユーザーのLINEアカウント及びサイト内行動データとの連携を図り、更なるサービス開発・拡充を行うことで、企業のスマートフォンプロモーションにおける課題解決や広告効果向上を実現し、企業のマーケティング活動に貢献してまいります。
※1 LINE株式会社が公式アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズして活用できるサービスです。「LINE ビジネスコネクト」を活用することにより、従来の企業公式アカウントのような、LINEユーザーへの一方通行のメッセージ配信だけでなく、特定のユーザーに対してより最適化されたメッセージを送り分けることができるようになります。さらに、ユーザーの同意のもと、企業の持つ既存のデータベースや、自社システムとLINEアカウントを連携させることで、メッセージ配信ツールとしての域を超え、顧客管理(CRM)ツールや、業務ソリューションツールとしての利用も可能になります。 ※LINE株式会社では、LINE アカウントに紐付いた各企業の顧客データを保持することはありません。
※2 https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=13944