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  • 2020.7.2

アプリ内広告とは? 〜仕組みから単価・収益まで徹底解説!〜

アプリ内広告とは

アプリ内のマネタイズ方法として数多く採用される「アプリ内広告」。
初期コストやリスクが少ないことから、初心者や個人のアプリ開発者でも挑戦しやすいマネタイズ方法のひとつです。

そんなアプリ内広告ですが、しっかりと収益を得るには、その仕組みや種類、メリット・デメリットなどを把握するのが重要となります。

今回は、アプリ内広告初心者でこれから始めたい、収益化したい、という方へ、アプリ内広告の仕組み、そして収益化を進めるまでに知っておくべき基礎知識を紹介していきます。

1. アプリ内広告収益の仕組みについて

アプリ内広告とは、無料インストールしたアプリ利用時に表示される広告のことをいいます。

アプリ内広告の収益化は、アプリ内に表示された広告のクリック数やそこからの購入数などによって広告料が決まり、開発者とアプリストアに支払われるというモデルとなっています。

広告の種類は様々で、以下のようなものがあります。

 ・バナー広告
 ・オファーウォール型広告
 ・アイコン広告
 ・全画面広告

アプリ内広告は、無料インストールできるアプリに組み込めることから、アプリでの収益化の手段としても挑戦しやすい方法と言えます。

2. アプリ内広告のメリット

①ユーザーへの負担が少なく収益化できる

アプリ内広告のメリットは、完全無料のアプリでも収益化できる点です。
アプリのインストール時や利用時に課金してもらう必要がないため、ユーザーにとってのハードルがほとんどない状態で収益化をしていくことができます。

②継続収入が見込める

定額課金のアプリと異なり無料アプリは持っておくこと自体の負担がほとんどないため、一度アプリのインストールさえしてもらえれば、ユーザーが利用する限り継続した収入を見込むことができます。

特にゲームやマンガなどのコンテンツは頻繁に利用するユーザーが多く、アプリ内広告の中でも継続収入を期待しやすいジャンルと言えるでしょう。

3.アプリ内広告のデメリット

①大量の広告では低評価を得てしまうことも

アプリの起動時や利用時に広告を表示させる方法となるので、稀にユーザーのストレスを招いてしまう場合もあります。
あまりに広告の表示頻度が多いと、ユーザーの反感を買いアプリストアのレビューに低評価をつけられてしまいので、多くなりすぎない工夫やコンテンツ自体の満足度を上げることを意識しましょう。

②アプリのイメージが崩れる可能性がある

表示する広告の数や種類によっては、見栄えを悪くしてアプリコンテンツのイメージを崩してしまうこともあります。
また「広告が多すぎるアプリだ」という印象をユーザーに与え離脱率が上がってしまうと、結果的に収益の機会損失になってしまいます。
広告を表示する際は、コンテンツに見合った種類・数の広告を選ぶようにしましょう。

4.アプリ内広告の収益形態とその単価相場

アプリ内広告には主に3つの収益化形態があります。
それぞれの広告の種類と、単価や収益性を順に見ていきましょう。

①インプレッション型広告(CPM)

アプリ内で広告が表示されるたびに広告収益が発生する広告です。
1000回ごとに発生する収益の単価を「インプレッション単価」といい、だいたい相場は10~500円程度(1000回表示あたり)が一般的です。
表示されたら収入になるのでマネタイズはしやすいですが、その分単価も低めに設定されています。

②クリック型広告(CPC)

アプリ内の広告がクリックされると収益が発生する種類の広告です。
ユーザーからのアクションが必要となるため、インプレッション型よりもややハードルは上がりますが、相場はやや高めの5〜30円となります。
ただ、配信先や広告コンテンツの種類などによって変動しやすいので注意が必要です。

③成果報酬型広告(CPI/CPA)

アプリ内に掲載されている広告経由で、商品やサービスが購入された時に収益が発生する広告です。
相場はかなり幅広く、1回の購入につき100円ほどの場合もあれば数万円の場合もあるのが成果報酬型広告の特徴です。
この方法は購入につながらなかった場合収益が発生しないので、 ニッチな情報を提供するWebメディアやブログなどに多く使われる方法です。

5.アプリ内広告の始め方

実際にアプリ内広告で収益化を始める時は、まず広告を配信してもらうアドネットワーク事業者を決めていく必要があります。

特に以下のような事業者が有名です。

 ・Admob(Google社)
 ・MoPub(Twitter社)
 ・Nend(ファンコミュニケーションズ社)
 ・Amoad(サイバーエージェント社)

広告出稿は何社も手を出すよりは、一社に絞って進めていくのが効率的で運用の負担も少なくて良いでしょう。

トラッキングツール大手「AppsFlyer」が毎年発表している広告ネットワークのランキング資料(https://www.appsflyer.com/jp/index)を見て、ボリュームの大きい事業者や、自身のアプリと相性の良さそうな広告を出している事業者を選ぶのもおすすめです。

6.アプリ内広告の関連ツールについて

最後に、アプリ内広告で収益化を図る際に有効なツールを紹介していきます。

①AdMob by Google

こちらもGoogle社が提供するアプリ広告マネタイズツールです。
アプリに合わせて表示する広告のカテゴリやデザインを変えることができ、自分のアプリのトーンに合わせた広告を表示させることが可能となります。

また、高い分析力が備わっていることや他の広告サービスとの連携が可能なこと、さらにはiOSやAndroid以外にも多数のプラットフォームに対応していることから、国内外含めて普及率が群を抜いています。

②Firebase Analytics

Google社が提供するアプリ計測ツール。アプリの使用状況と、ユーザーエンゲージメントについて分析することができます。
趣味程度であれば無料で利用することができるのも、Firebase Analyticsの特徴です。

③ OpenWrap SDK

アプリデベロッパーが効果的なヘッダー入札※を簡易に導入するために開発された、PubMatic社の軽量SDK※2です。

これを組み込むことで、デマンドサイドのリクエストの統合管理が可能になるため、収益の最大化やパートナー管理の簡略化、そして最終的に全体的なコスト削減が期待できます。

また、複数のデマンドパートナー(SSPやアドエクスチェンジ)のSDKを追加する必要がないため、ヘッダー入札をより軽量かつ高速で行えるようになります。

Liftoff カントリーマネージャー: 天野 耕太氏 PubMatic カントリーマネージャー: 廣瀬 道輝氏 聞き手: 高橋 裕梨奈(RTB SQUARE) Lift

※ヘッダー入札……広告在庫を複数のデマンドパートナーに同時に提供し、もっとも価格の高い広告を入札するというプログラマティック取引の手法。これにより効率的で利益率の高い入札が可能となる。
※2SDK……広告配信に必要な機能をまとめたツールキットのこと。

まとめ

アプリ内に表示する広告から収益を得ることができる「アプリ内広告」。
無料アプリでユーザーへの負担を少なく収益化ができることから、個人でも挑戦しやすい収益化タイプのひとつです。
広告タイプの相場やアプリ内広告のメリット・デメリットを理解し、開発したアプリに合った収益化のスタイルを見つけていきましょう。


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