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今日のプログラマティック広告を取り巻く5つのトレンド

2015.8.11

5 Major Programmatic Advertising Trends」というタイトルで簡潔に、今日のプログラマティック市場を取り巻くトレンドが記載されていましたので、ご紹介と共に日本の状況とも照らし合わしたいと思います。詳細は、オリジナル記事を確認頂ければと思います。

1.成長するプログラマティックダイレクト
日本でもオープンRTBの普及が一段落し、プライベートマーケットプレイス(PMP)が注目されるようになって来ています。
しかし、まだまだプログラマティックダイレクトと呼ばれる純広告をプログラマティックで取引するような動きは一般化していない印象です。
米国では大きなトレンドとなっており、いよいよ純広告もプログラマティックの領域と融合している状況です。

2.膨大すぎるオーディエンスデータの対処
日本でもDMPの普及はここ数年で拡大し、自社のオーディエンスデータがだいぶ溜まり始めていると思います。
しかし、思ったようにマネタイズできず、解析もうまくできているかどうかわからない・・・という会社も多いと状態です。
米国もそこは同じようです。

3.透明性に関する問題と解決策の登場
本サイトでもコラムを投稿しましたが、プログラマティックが普及することと同時にブラックボックスも拡大しています。そこで、そのブラックボックスをもっとわかりやすくして欲しい、透明性を上げて欲しいという要望は日本も米国も同じようです。

4.モバイルビデオ広告をどうやって使いこなすか
米国では来年度には、モバイル広告の規模は83.6億ドルに到達するという予測も出ています。またその中でも、モバイルビデオ広告の成長は非常に早く、多くの投資家が注目しています。ただ、まだ色々な意味で模索段階のフェーズでもあります。日本では、まだまだ存在感が弱い気もしますが、そのうち同様の状況になりそうです。

5.もっとクオリティの高いクリエイティブを
プログラマティックが当たり前になり、DMPで大量のセグメントを作ってターゲティングすることも当たり前になっていることで、ターゲティングのバリエーションは増えました。しかし、クリエイティブのバリエーションやクオリティは昔のままのケースも多いかもしれません。ターゲティングの進化が一巡したことで、改めてクリエイティブの重要性に注目が集まっています。日本でも今後クリエイティブに関する課題はさらに顕在化しそうです。


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