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GoogleAMPの広告対応について

2016.2.19

米国のAdAgeは、GoogleがGoogleAMPへの公式対応は現地時刻の2月24日を予定していると報じました
GoogleAMPがいよいよβテストフェーズを終えて、本格的に一般ユーザのスマホの検索結果に表示されるようになります。


Google AMP

そもそもGoogle AMPとは

Googleは、PCと比べると通信環境が良くない場合も多いモバイルページの表示の高速化を研究していました。その結果ともいえる仕組みがGoogleAMPとなります。FacebookInstantArticleと同様にモバイル向けに高速で記事コンテンツなどを表示させる仕組みです。
検索結果からページを表示させるまでのストレスと大幅に減らすことが可能となります。対応したページは標準的なモバイルウェブページと比較して読込速度が85%向上するというデータも発表しています。AppleやFacebookが本格的にニュースを中心としたコンテンツの配信を強化する中の、Googleの対抗策ともいえます。

Google AMPの広告対応について

結論から言うと、GoogleAMPに対応したページでも広告の表示はできることになりそうです。
しかし、モバイルページを爆速に表示させるGoogleAMPに対応させるためには、HTMLの記述もそれにあった形にする必要があります。
そのため、広告枠も今のままの記述とはいかず、GoogleAMPの仕様にあった形に修正する必要があります。

<amp-ad width=300 height=250
type=”a9″
data-aax_size=”300×250″
data-aax_pubname=”test123″
data-aax_src=”302″>
</amp-ad>

上記のようにamb-adというエレメントを利用してGoogleAMP用の広告であることを明示する必要があります。

そして、次が重要ですがGoogleAMPに認められたベンダーの広告しか使用できなくなります
具体的には下記のベンダーになります(ローンチ時)。

Googleの自社ツールを中心に、欧米の大手ベンダーのみという形になります。これは国内のベンダーが対応する際に、注意をしなくてはいけない点になる可能性が大きいです。

詳しくはこちらの公式ページをご確認ください。

https://www.ampproject.org/docs/guides/third_party_components.html

Google AMPの普及について

米国では既に、the Guardian, BuzzFeed, The Washington Post ,The New York Timesと大手ニュース媒体が対応することを発表しています
国内での普及については、米国よりも緩やかになることは予想されますが、SEOのランキングにも影響があるという噂もあり、もしそのあたりが明確になってくると、国内でも急激に普及するかもしれません。


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