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朝日新聞グループのサムライト、地域特化の折込チラシとウェブ広告をワンストップで提供開始

朝日 サムライト

株式会社朝日新聞社(代表取締役社長: 渡辺雅隆)と朝日新聞社グループのサムライト株式会社(代表取締役: 池戸聡)は、東京・杉並の地域情報に特化したウェブサイト「すぎなみL
OVERS( http://suginami-lovers.asahi.com/ )」を立ち上げ、共同で運営します。このサイトに掲載するネイティブ広告(注1)と、折込チラシをワンストップで受け付ける代理店として、同グループの株式会社朝日オリコミが、この取り組みに協力します。


すぎなみLOVERSは、東京都杉並区の地域情報を中心に掲載するウェブサイトです。杉並区に関心がある消費者や団体、企業に向けて、遊ぶ・食べる・知るなど5つのカテゴリーの記事を、同サイトやSNSを通じて発信します。記事やコンテンツは、無料で閲覧することができます。この取り組みは、杉並区から始め、ニーズに応じて他地域へ展開していきます。

サムライトと朝日新聞社は共同でサイト内のコンテンツを作成し、サムライトは「ネイティブ広告」の制作も請け負います。 朝日オリコミは、地域住民や地域を訪れる人たちに向けて宣伝したい広告主に対し、ネイティブ広告と折込チラシを組み合わせた効果的なプロモーションを一括して引き受けます。

チラシを配布するタイミングに合わせて、ネイティブ広告をサイトに掲載してウェブと新聞の両読者にリーチしたり、関連情報をサイトに掲載して誘導することで消費者の関心をさらに高めたりするハイブリッドな広告戦略が可能になります。

朝日新聞社グループは、この取り組みを通じ、折込チラシとウェブを融合させた新しい広告の形を追求します。

サムライトは、ネイティブ広告の企画・制作、自社アドネットワークによる流通などを一括して請け負うコンテンツマーケティング(注2)企業です。オウンドメディア(注3)と呼ばれる企業自らが運営するメディアの企画・運営も行います。朝日新聞社は今年4月、サムライト株式会社の全株式を取得しました(http://www.asahi.com/shimbun/release/2016/20160414.pdf)。

(注1)ネイティブ広告とは
サイト上の決まった広告スペースに画像やテキストを入れることが多い従来のネット広告と違い、ウェブメディア内でデザインや見出しが同様の記事状の広告などを入れることによって読者の興味を引きやすくしたもの。「広告を見せられている」というストレスが少なく、広告効果が高いとされる。

(注2)コンテンツマーケティングとは
単なる企業情報や商品情報ではなく、消費者の関心・共感を集めやすい文章や写真などの関連情報(コンテンツ)を配信することで消費者を集め、消費者が求めるものを調査したり、購買につなげたりするビジネス手法。オウンドメディアやネイティブ広告は、コンテンツマーケティングの手法の一つ。

(注3)オウンドメディアとは
企業が自ら運営するウェブメディアのこと。企業情報や事業内容を紹介するコーポレートサイトとは異なり、自社商品やサービスの説明だけでなく、関連する話題やニュースなどを掲載することで、幅広い潜在顧客層の関心を集める。見込み客の囲い込み、商品作りに顧客の声や情報を反映するために活用される。サイトには運営者がどの企業なのかを必ず明記し、利用者の混乱を招かないようにしている。

朝日新聞社、サムライトを買収しオウンドメディア事業に参入


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