ADK MS、キッズのアニメ・漫画に関する意識・実態調査を実施 小中学生女児で『【推しの子】』が首位
ADKマーケティング・ソリューションズは、キッズの動向を年間通じて捉えることのできる調査ソリューション「ADKオリジナルキッズパネル」を活用して、キッズのアニメ・漫画に関する意識・実態調査を行いました。調査の結果、キッズの推しアニメ・漫画事情や、アニメの情報源では「YouTube」が台頭し「テレビ」に次ぐメディアに成長していることなどが分かりました。
<サマリー>
1. キッズの推しアニメ・漫画事情、小中学生女児で『【推しの子】』の注目度が1位に。
2. アニメの情報源では、「YouTube」が台頭。「テレビ」に次ぐメディアに成長。
また、ADK MSでは調査データを軸としたマーケティング情報を発信するため、noteアカウント「ADK Research Lab」を新たに立ち上げました。今後、「ADKオリジナルキッズパネル」を活用した情報の他、様々な活動について定期的に情報を発信してまいります。
調査詳細
キッズの推しアニメ・漫画事情、小中学生女児で『【推しの子】』の注目度が1位に。
「直近1か月以内で特に注目または気になっているアニメ・漫画作品」について聞いたところ、直近で放送・配信されているアニメ作品が上位にランクインしていることが分かりました。特に4月クールのアニメ放送で大ブレイクを果たした『【推しの子】』は、小学生(低学年)~中学生の女児で1位を獲得、また【男児・小学生(低学年)】を除く、それ以外の層でも10位以内にランクインしており、高い注目を集めています。
また、『【推しの子】』と同じ4月クールにアニメ放送していた『鬼滅の刃』は、男児・女児ともに10位以内にランクインしており、依然として注目度は高いことが分かります。
アニメの情報源では、「YouTube」が台頭。「テレビ」に次ぐメディアに成長。
「アニメの情報を得るために参考にしている情報源」について聞いたところ、全ての層で上位3項目は「テレビ」「YouTube」「友人」となりました。全ての層で「テレビ」がトップとなり、2位には【女児:小学生(高学年)】を除いて、「YouTube」がランクインしており、キッズにおけるアニメの情報源としての“二大メディア”となっていることが分かります。そして3位には【女児:小学生(高学年)】を除いて「友人」がランクインしました。年齢が上がるにつれてスコアが高くなる層が多く、リアルに加えてスマートデバイスを通じたコミュニケーションが活発化していることがうかがえる結果となりました。
今回の調査結果から、アニメ化を契機としてファン層が一気に拡大するケースは多いですが、特に『【推しの子】』の場合、女児を中心としたキッズに拡大していった好例であることが分かりました。拡大した要因、また「直近1か月以内で特に注目または気になっているアニメ・漫画作品」で『【推しの子】』と回答したキッズの活用しているアニメの情報源については、ADK Research Labの「今どきキッズ、最前線!<アニメ・漫画 編>」にて考察しております。是非ご覧ください。
https://note.adkms.jp/n/n019706581cac
※引用の際には、「出典:「ADKオリジナルキッズパネル」」とご記載ください。
<「ADKオリジナルキッズパネル」について>
株式会社モニタスの提供するスパコロシステムによる環境構築により共同で開発した、キッズの動向を年間通じて捉えることのできる調査ソリューションで、4,000名を超える4~14歳のキッズモニターに対しアンケートとインタビューを実施することで、キッズ一人一人の心境や行動の変化を捉えることが可能です。
調査概要
調査年月:2023年7月
対象エリア:全国
手法:インターネット調査
調査対象者:4-14歳の男女(親の代理回答)
総サンプル数:1,783
調査主体:株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
環境構築協力会社:株式会社モニタス