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電通グループ、Web3.0サービスの社会実装に向けODKソリューションズと共同研究を開始

2022.12.23

電通グループのR&D組織「電通イノベーションイニシアティブ」は、日本初の大学横断型受験ポータルサイト『UCARO®』を運営する株式会社ODKソリューションズとともに、NFTの活用で個人の体験を価値化し、個人の成長を応援するWeb3.0サービス『アプデミー』社会実装に向けた共同研究を開始します

本研究は、DIIがこれまで推進してきた4つの実証実験で得た技術知見と市場性に関する検証結果を踏まえ、学生・大学との幅広い接点を有するODK社と共同で取り組むものです。

DIIによる4つの実証実験とは、①実績証明用のNFTである「ソウルバウンドトークン(SBT)」を用いた実験活動、②クレデンシャルを管理する実証実験※3、③NFT型共創アプローチの実証実験、④NFT保有者の与信状況に応じてIoT機器の制御権を自動的に有効化する「サイキックNFT」の実証実験です。

両社は、Web3.0時代に重要となる自己主権型アイデンティティ(Self Sovereign Identity、略称:SSI)の考え方に則り、『アプデミー』を利用する大学生を対象にパブリックチェーン上でSBTを配布し、それぞれの学生時代における“体験や学びの軌跡”を可視化するとともに、電通グループならではのブランド形成知見を活用することで、コミュニティ内における学生個々のブランド形成を支援します。また、それぞれの志向性に応じた人的ネットワークの形成や、将来の就職活動を支援するWeb3.0サービス事業の可能性についても検討していきます。

電通 web3

なお、DIIは電通ジャパンネットワーク※6傘下の3社と共同で、Web3領域における新しいビジネスの研究および実践を行うグループ横断組織「web3 club™(ウェブスリークラブ)」を発足しています。
DIIは、「web3 club™」の一員として活動する傍ら、Web3.0環境における潜在的な事業領域の特定と、そのプロトタイプ化をミッションとしています。本研究においては、日々の体験や学びをNFTで可視化することで、個々の自己与信を最大化するWeb3.0サービスの技術的な可用性と市場性の検証に取り組みます。


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