GMO NIKKO、ブランド毀損のリスクを排除し安全な広告出稿をサポートする「Ad Safety byGMO」の提供を開始
GMO NIKKOは、デバッグ・ネットサポート・ソフトウェア品質検証事業を展開するポールトゥウィン株式会社、広告を含めた幅広い業務分野に対応するネクスパート法律事務所、他複数のパートナー企業と連携し、広告ガイドラインの作成、広告掲載内容・掲載面のリスクチェックをすることでブランド毀損のリスクを排除した広告出稿のサポートを行う「Ad Safety byGMO」の提供を開始しました。
【「Ad Safety byGMO」提供開始の背景】
■アフィリエイト広告の不当表示が社会課題に
インターネット広告市場の拡大につれて、アフィリエイト広告の市場規模も年々拡大しています(※1)。それに伴い、景品表示法や医薬品医療機器等法(以下、薬機法)などの規制に違反する、あるいは違反の可能性をはらむ広告が生じやすくなっています。そして、違法なアフィリエイト広告に対して行政上や刑事上の措置も増加しています。
・2020年7月 健康食品会社および広告代理店2社の役職員らが、未承認医薬品のアフィリエイト広告をしたとして、薬機法68条違反の被疑事実で逮捕
・2021年6月 消費者庁により「アフィリエイト広告などの検討会」が開催
・2022年6月 景品類の提供や表示の管理上の措置における指針が定められる
しかし、アフィリエイト広告は配信面が多岐にわたり、確認の工数がかかることから掲載内容管理が難しく、知らず知らずのうちに不当表示に関するトラブルが発生している場合もあります。
こうしたトラブルを回避するためには、適切な対策が求められます。「Ad Safety byGMO」を導入いただくことで、アフィリエイト広告の誇大・虚偽表現をはじめとした違法なインターネット広告によるトラブルを未然に防ぎ、広告主と生活者の双方にとって、安全な広告配信を実現いたします。
(※1) 株式会社矢野総合研究所 プレスリリース、2022年3月11日、「アフィリエイト市場に関する調査を実施(2021年)」(https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2936)
【「Ad Safety byGMO」について】
■サービス概要
パートナー企業と連携し、広告取扱いの指針となる広告品質ガイドラインの作成や、広告クリエイティブ・ランディングページ・広告掲載面のブランド毀損リスクチェックを行います。広告掲載の準備から掲載後の運用管理までの全工程において安全な広告取扱いをサポートいたします。
■サービス詳細
1.広告品質ガイドラインの作成
広告主専用の、インターネット広告品質維持のためのガイドラインを作成いたします。これにより、広告の取扱い方法から、広告クリエイティブ・ランディングページ・広告掲載面のチェックまで、インターネット広告の取扱いにおける全ての工程において安心した取り組みが可能となります。
2.専門家による広告クリエイティブ・ランディングページ等のブランド毀損リスクチェック
ネクスパート法律事務所、ポールトゥウィン株式会社、他複数のパートナー企業と連携し、広告クリエイティブやランディングページの内容が各種広告規制に違反していないかチェックすることで、ブランド毀損リスクを抑制いたします。
3.テクノロジーとチェック業務のプロによる広告掲載面のブランド毀損リスク調査
アフィリエイト広告においては、GMO NIKKOが提供するASP総合管理型プラットフォーム「TRUE Affiliate byGMO」に搭載された、「ブランドセーフティ機能」(ビジネスモデル特許 特許番号:第6720396号)により、不適切な内容が検知されたページの広告掲載を排除します。また、ウェブサイトに掲載されている情報が適切であるかを調査する専門の企業と連携することで、掲載状況をダブルチェックすることも可能です。