ヘッダー入札からサーバー間通信(S2S)の時代へ突入か
2016.12.7
先日Amazonがクラウドベースのヘッダー入札ソリューションを発表する予定であることがAd Ageにて報じられていましたが、これは今までのクライアントサイドの処理で行うヘッダー入札ではなく、サーバー間通信(S2S)で行われる次世代型の入札システムの提供開始を意味します。
既にGoogleは、ヘッダー入札の次世代のソリューションとしてS2Sの入札システムを発表しています。
またヘッダー入札の草分け的存在で3年以上前からクライアントサイド処理のヘッダー入札ソリューションを提供していたPurch社も、S2S型へ切り替えていることが報じられています。
既にS2Sの入札ソリューションを提供しているSwitch Concepts社が半年ほど前に予言していた通り、徐々に米国ではヘッダー入札の次の時代が到来しようとしています。
日本では、まだまだクライアントサイド処理のヘッダー入札も普及をしていない状況ですが、特に媒体社サイドの担当者は新たな潮流としてS2Sのソリューションは注目が必要です。