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Fringe81、ネット広告の出稿結果を自動的に集約・可視化し、機械学習によりタイムリーに自動通知するサービス「Columva(コルンバ)」をリリース

2017.5.25

ネット広告出稿データと効果計測ツールのデータを収集・整理・見える化し、意思決定が必要なタイミングで進捗と要因が通知されるサービスを提供


広告を軸とした事業開発会社のFringe81株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:田中 弦、社名よみ仮名:フリンジ ハチイチ)は、ネット広告の評価に必要な各媒体や計測ツールに散らばっている出稿結果データをひとところで見やすく分かりやすくした上で、データを見ただけでは出てこない「なぜこうなったのか?」の原因を突き止める仮説作りと意思決定を助けるデータ可視化を行い、タイムリーに自動通知するサービス「Columva(コルンバ)」( http://www.fringe81.com/product/columva.html )を開始します。

columva

開発の背景と概要

近年、インターネット広告メニューが多様化し、広告を出稿する事業主にとってはマーケティングに関わるデータが色々な所に散らばり、状況がすぐに把握できない状態が起きています。このため、状況を素早く把握する目的でデータの可視化の重要度が上がっており、各種のソリューションが世に出てきておりますが、使い始めるには多大な導入コストが掛かり、使いこなす事にも相当な労力が掛かります。また、そうしたソリューションを導入しデータを可視化しても、なぜそうなったのかという原因を発見する事は難しく、せっかく可視化されたデータも改善施策立案に活用がしづらい状況だと捉えています。

Fringe81はこの課題に対し、初期導入費用が掛からず、データの可視化も代行することで担当者が使い方を覚える必要なく使えるマーケティングダッシュボード環境を用意しました。また、得られたマーケティングデータを読み取って改善施策を立案することが誰にでも出来る様に、各種チャットツールにレポートやアラートを届けるシステムを開発します。

これらにより素早く誰でも意思決定をする環境が整う事で、広告出稿担当者が本来やるべきマーケティング業務に注力できます。また、属人的になりかねない運用ノウハウをチームの形式知にできるため、担当者の異動や退職により知見が継承されないリスクを低減する事ができます。

Columvaを使う事による新たな3つのメリット

columava

1.データを統合するコストが減らせる
2社以上の広告代理店と取引されている事業主は、各代理店から送付される広告出稿レポートを取りまとめ、社内報告用資料を作成しています。この時、レポートの送付や取りまとめが何らかの事情で遅れると全体に影響を及ぼし、致命的な意思決定の遅れを引き起こします。Columvaは各主要媒体が提供するAPIを代理店をまたいで接続する事で、人の手を介したデータのやり取りを減らしスピードアップとコスト削減を同時に実現します。

2.高度な知識と経験が必要だった状況判断が誰でもできる
想定していた目標よりも獲得が下回っていたり獲得効率が悪化していたりする時には、運用担当者をはじめ関与する人員が多岐にわたることから原因と対策の究明は簡単ではありません。また、複雑なデータを読み取り予算をどう配分するべきかについて判断出来る人は限られてしまう事が往々にして発生します。Columvaは一部の人だけが持っていた言語化しにくい状況判断の考え方を機械学習により自動的に通知する機能を提供する事で、職人芸になりがちであった意思決定を経験が浅い担当者でもすぐに理解し判断出来るようにします。

3.見たいデータがストレス無く見られる
見たいデータがイメージ出来ていて、そのためのデータセットが既に手元にあったとしても、実際に手を動かしてデータを図示するには相応のスキルと時間が必要になります。そのために社内のエンジニアや高度なスキルを持った担当者に依頼をする事が頻繁に発生しますが、出力に時間を要し結果として機会損失が発生しストレスも溜まってしまう事が起きますし、社内に担当者がいない場合にはタイムリーな対応はますます困難となります。データ抽出自体を代行し即時的に行うことができるColumvaの活用によりこうした人的制約から解き放たれ、自分の見たい時に見たいデータを取り寄せる事ができます。

今後の展開について

Columvaは「Empower your decision making」をビジョンに据え、意思決定を早く簡単にしていく事に集中します。具体的には、チャットツール上でのマーケティングデータの通知を実装し、その場でフィードバックを反映出来るように進化していきます。


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