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オトナル、音声広告とデジタル屋外広告の連携配信を開始

2022.4.27
dooh オトナル
オトナルは、デジタル屋外広告(DOOH)とデジタル音声広告を連携して広告配信を行う広告ソリューションの提供を開始しました。

 

■デジタル化により進化し市場発展を遂げる屋外広告(OOH)&音声広告

デジタル屋外広告は、“DOOH(Digital Out of Home)”とも称されるデジタルサイネージで表示される屋外広告、交通広告、店舗内サイネージの広告です。
このデジタル屋外広告(DOOH)では、一部の広告枠において広告配信システム(DSP)からプログラマティック(運用型)広告として買い付けを行うことができます。そのため、データと連携させることでエリアやユーザーデータによるターゲティングや最適なクリエイティブの配信を行うことが可能となっています。
デジタルサイネージ広告はコロナ禍により2020年に一時的に市場が縮小したものの、国内で2022年に764億円、さらに2024年には1022億円の市場規模まで成長する(*1)と予想されており、次世代の屋外広告として注目を集めています。

一方のデジタル音声広告は、SpotifyやYouTubeMusicなどの定額音楽サービスや、radikoに代表されるインターネットラジオサービスで配信される音声の広告であり、これら音声アプリへの広告買い付けではデータを使った広告のターゲティング配信が可能です。

本ソリューションでは、デジタル屋外広告(DOOH)の広告配信時のデータを、音声メディアに配信されるデジタル音声広告のデータと連携させることで、外出先の屋外広告と、移動中に耳元で流れる音声広告を連携した広告配信を実現します。

*1 デジタルサイネージ広告市場調査2020(サイバー・コミュニケーションズ、デジタルインファクト)
https://www.cci.co.jp/news/2020_11_25/01-29/

■“街なか”や”電車内”で接触する2種類のデジタル広告を連携
デジタル屋外広告(DOOH)とデジタル音声広告は、いずれもスマートフォンの画面を見ずに接触する広告であり、移動中などの外出先のシチュエーションと相性がよい広告手法です。

この2つの広告フォーマットを連携して広告配信を行うことで、外出先での広告実施の相乗効果が期待できます。

デジタル屋外広告(DOOH)は”動画”による視覚主体の広告フォーマットであり、一方のデジタル音声広告はイヤホンからの”音声のみ”の広告フォーマットであるため、「視覚」と「聴覚」それぞれへの訴求を補完するような広告活用が可能です。

■デジタル屋外広告(DOOH)とデジタル音声広告の連携例

デジタル屋外広告(DOOH)とデジタル音声広告の連携により以下のような広告配信を実現することができます。

  • 1)位置情報履歴を活用したターゲティング配信の連携
  • 2)天候、気温、日時などのシチュエーションによって再生する広告を連携&変化させて配信(ダイナミッククリエイティブ)

 

⚫︎ 1)位置情報履歴を活用したターゲティング配信の連携
デジタル屋外広告(DOOH)では、広告配信を行うサイネージとスマートフォン端末のユーザーデータを連携させ、位置情報履歴を用いて対象ターゲットが閲覧圏内に入ることが多いサイネージに広告配信を行うことができます。

一方のデジタル音声広告も、位置情報履歴に基づいたターゲティング配信を行うことが可能なため、同一のターゲット層に対して屋外広告と音声広告を同一エリアに絞って広告出稿を行うことができます。

デジタル屋外広告(DOOH)とデジタル音声広告を組み合わせると、適切な認知拡大施策で効果を最大化できます。
<位置情報履歴を活用した連携例>

〜​映画のプロモーションの場合〜

  • 【デジタル屋外広告(DOOH)】 映画館で特定の時間帯に上映されている映画作品のプロモーションとして、ターゲット層がよく滞在しているエリアや繁華街で屋外広告を活用することで認知を向上。
  • 【デジタル音声広告】 あわせてそのエリアで行動しているユーザーに位置情報データを活用して音声メディア上で音声広告配信を行うことで、外出先においても映画館への訪問を訴求。

⚫︎ 2)天候、気温、日時などのシチュエーションによって再生する広告を連携&変化させて配信(ダイナミッククリエイティブ)
デジタル屋外広告(DOOH)とデジタル音声広告は、それぞれの広告配信時のその地点の天気、気温、日時情報(昼夜、曜日)といったシチュエーション変動にあわせて広告配信するクリエイティブを変化させることが可能です。

これにより、外出先のユーザーに対して最適化され、共感度の高い広告訴求を実現することができます。

<位置情報履歴を活用した連携例>
〜​ケータリングサービスのプロモーションの場合〜

  • 【デジタル屋外広告(DOOH)】 ケータリングサービスのプロモーションとして天候データを活用し天候にあわせて訴求を変更、雨の日なら、消費者に対して「外食に出かけなくても食事をとれる」ことを訴求し、快晴の日なら「配達サービスを頼み、天候のよい公園で美味しい食事を食べる」ことを訴求。
  • 【デジタル音声広告】 あわせて天候データを活用し音声メディア上で天気に合わせた音声広告配信を行うことで、利用者に注文してもらう確率を向上。

データを連携させることで、このような消費者に対するシチュエーションに合わせた広告コミュニケーション提案を、クリエイティブを連携&変化させて実現できます。

■デジタル屋外広告(DOOH)と音声広告の配信結果を統合してレポーティング
本サービスでは、デジタル屋外広告(DOOH)とデジタル音声広告を一元管理し、レポーティングします。

デジタル屋外広告(DOOH)では、データを用いて広告を配信した各都市の1ディスプレイあたりのリーチ人数と視認率を算出し、推計の広告インプレッションとしてレポーティングを行います。またデジタル音声広告でも広告が聴かれた回数をインプレッション数としてレポーティングが可能です。

あわせて、デジタル屋外広告(DOOH)、デジタル音声広告ともに、広告接触者への「ブランドリフト調査」を通じて、広告効果を定量的に見える化することも可能です。

本ソリューションでは、外出先の広告訴求に強い「屋外広告(DOOH)」と「音声広告」の2つの広告フォーマットをデータ連携させることで、ターゲット顧客に対する企業のプロモーション効果の最大化を支援します。


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