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朝日放送、24年3月期1Qは増収減益で▲5.98億円に赤字拡大

2023.8.7

abc 朝日放送

朝日放送HDグループの24年3月期1Qの決算を発表しました。連結累計期間における売上高は202億3千8百万円となり、前年同期に比べて6億3千2百万円(3.2%)の増収となりました。

費用面では売上原価が144億2千1百万円で、前年同期に比べて10億1千4百万円(7.6%)増加しました。販売費及び一般管理費は65億5千1百万円となり、1億2千3百万円(1.9%)増加しました。この結果、7億3千4百万円の営業損失となり、5億5百万円の減益、経常損失は5億9千8百万円で5億5千8百万円の減益となりました。また、投資有価証券の売却益5千4百万円を特別利益に計上しました。以上の結果、税金等調整前四半期純損失は5億4千4百万円で6億9千1百万円の減益となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は4億2千8百万円となり、7億8千万円の減益となりました。

放送・コンテンツ事業の売上高は170億3千1百万円となり、前年同期に比べ7億9千4百万円(4.9%)の増収となりました。主力のテレビスポット収入等が減少となりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で減少していた催物の復活やアニメ関連収入の増加などにより増収となりました。営業費用は、テレビ番組制作やコンテンツ制作にかかる費用の増加等により8.0%増加しました。この結果、5億6千5百万円の営業損失となり、前年同期に比べて3億2千9百万円の減益となりました。

ライフスタイル事業の売上高は32億7百万円となり、前年同期に比べて1億6千2百万円(△4.8%)の減収となりました。テレビ通販収入の減少が主な要因です。減収に伴い営業費用は3.0%減少しました。この結果、6千3百万円の営業損失となり、前年同期に比べて1億5千3百万円の減益となりました。


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